サウナを楽しみたい!サウナに入ってみたけど楽しみ方がいまいち分からない!
そんな方、いませんか?
この記事ではサウナビギナーの方へ向けて、サウナの楽しみ方や楽しむ際の注意点などを紹介していきます。
こちらの記事【サウナ】最近人気の”サ活”。人々は何故ととのいたがるのか。からお読みいただくとより楽しめると思うのでぜひこちらもご覧ください。
サウナを楽しむ手順
1.全身を洗う
もちろんの事ことながらメインはサウナです。
しかし普段お風呂に入っているように全身を洗ってから利用するのが一般的なマナー。
神聖なエリアに入る前に俗世での穢れを落とすように、入念に洗いましょう。
どうせ汗をかくから洗わなくても問題ない?そんなことはありません。
多くの人が気持ちよく利用するために全身を洗うのがオトナのたしなみです。
2.サウナ室に入る
全身を洗ってひとまずスッキリしたあと、手持ちのタオルで水気を拭いてサウナ室の扉を開けましょう。
施設によっては椅子が2-3段設置してあります。
温かい空気は上にいく性質があるので、下段→上段へ行くにつれて温度が上がります。ご自分の体調や好みに応じて場所を変えてみると面白いかもしれません。
座り方はもちろん自由ですが、あぐらをかいて脚をなるべく上げておく方が全身しっかり温まるようなので、参考にしてみてください。
サウナ室に何分いるかは人によります。だいたい7-10分程度でしょうか。ここも体調や好みや慣れに応じて調整するとよいでしょう。
落ち着いたらあとはじっとするのみ。身体中を力強くめぐる血液や身体からじんわり滲み出す汗を感じながら着実にととのいへの歩みを進めて行くのです。
3.水風呂に入る
サウナでしっかり汗をかいたら、サウナ室を出てまずお湯や水でサッと身体を流しましょう。
そして水風呂に浸かります。キンキンに冷えた水に入るのはなかなか躊躇われますがこのステップなくしてととのいの境地には辿り着けません。
そーっと肩まで使ったら2-3分程度じっとしましょう。
もちろん最初はひんやりします。ただ火照った身体をクールダウンしていると特別な感覚に包まれます。
それは水と皮膚の間に体温ほどのやわらかな膜をまとうような感覚。サウナの界隈ではこの状態を「羽衣」と呼ぶようです。不思議でなんだか気持ちがよいものです。
いうまでもありませんが、寒暖差が激しい状況は大なり小なり身体に刺激を与えます。水風呂にザバンと浸かるなどの無理はしないようにしてくださいね。ちなみに胸に手を当てながら入浴するとしんどさも和らぎます。
4.いすに座るなどしてゆっくり休む
水風呂を出て手持ちのタオルで身体の水気を拭いたら、設置されているイスなどに座ってイスに身を委ね、深呼吸しましょう。
外気浴なんかができれば最高ですね。綺麗な空気を胸いっぱいに吸い込めばきっと気持ちが良いことでしょう。水分補給も忘れないように。
寒暖差で勢い付いた血流を感じながら呼吸を整えていると、次第に五感が研ぎ澄まされる感覚と深いリラックスが同時にやってきます。これが「ととのい」です。
暑い冷たいを繰り返した先にこのととのいは現れます。
体調に応じて2-3回程度サウナ室→休憩のサイクルを行いましょう。もちろん1回でもOKです。
ととのいについては、こちらの記事【サウナ】最近人気の”サ活”。人々は何故ととのいたがるのか。でも触れています。ぜひご一読ください。
サウナで気をつけること
水分補給はしっかり
サウナでは大量の汗をかきます。
脱水を防ぎ、かつ良い汗をたくさんかくためにも水分補給は十分に行いましょう。スポーツをする時と同じようにポカリスエットなんかでも良いかもしれませんね。
アルコールを摂取した後や体調が優れない時は利用を避ける
サウナは血管を拡げるため一時的に血圧が下がるのですが、アルコールも同様の効果を持っています。
つまり飲酒×アルコールは「血管拡張しまくりの血圧下がりまくり」のリスクがあるということ。
低血圧によってサウナで意識を失ったらもちろん大変なことになります。
サウナ×アルコールは超絶快楽への誘いのように思えても、絶対に掛け合わせないようにしましょう。
頻繁な出入り・大きな声での会話はさける
施設や利用者によりますが、サウナ室は精神統一の部屋みたいなものです。
静かにじっくり楽しみたい人も多いでしょうから大きな声での会話や、頻繁に外気の流入を伴う移動は控えましょう。
特に会話については某ウイルスの感染対策としても非常に大切ですね。
あなたもサウナの沼にはまってみませんか
敷居が高いイメージをもたれることもあるサウナですが、意外と楽しみ方はシンプルです。
また、一度ととのうことを経験するだけでクセになる人も多数いるような、奥深い娯楽でもあります。
無理のない範囲でサウナを楽しんでみてはいかがでしょうか。