SHA, Shisha Agencyとは?

Shisha Agency “SHA”とは?「 シーシャを新たな日本文化に。」を実現するチーム

  • 8月 19, 2022
  • 8月 19, 2022
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シーシャを新たな日本文化に、そして、日本の高品質なシーシャを世界に広げる、というコンセプトのもとで先日リリースされたチーム, “Shisha Agency”(SHA)。

今回は、注目度も高いSHAの中身、実態、目指すところを深掘りして取材させていただきました。

SHA shisha agencyとは?

Shisha Agency “SHA” とは?

何をするエージェントなのか?

まず、SHAは何をするエージェントなのでしょうか?

日本のシーシャ業界の底上げしていくチームです。

少し具体的に説明すると、”日本のシーシャ業界全体を盛り上げられるように”、


  • 国内外のシーシャ業界を巻き込んだ動きを作る(イベント,フェスなど)
  • シーシャに関するビジネスを立ち上げる際のサポート

こういったことをしていくようなエージェント、チームですね。

今までは、シーシャを好きな人が自分のお店を持ちたい、シーシャを提供したいという気持ちでお店を立ち上げるようなケースが多かったのですが、近年ではビジネスマインドを持った方々が業界に入ってきている印象です。

そのこと自体は業界が盛り上げる素晴らしいことなので、そういう方々(法人など)に対して、シーシャの技術の部分であったり、ブランディングなどの部分を業界の中にいる我々でサポートしていけたらなと思っています。

そういった人たちを我々がサポートすることで、業界全体の底上げにもつながるのではないか、と考えています。

SHAの実態

実際、SHAはどんなメンバーで運営しているのですか?

得意なことがそれぞれ違うメンバーで、”シーシャ”というものに関連する事業を行う上で必要となる部分をそれぞれがサポートしていくような形ですね。

例えば、”シーシャカフェを開業する”となった場合であれば、


  • シーシャ作りの技術
  • お店のブランディング、ストーリー作り
  • 開業後のPR

などのそれぞれのポイントが重要になってくるのですが、それぞれ観点におけるプロフェッショナルが集まっているのがSHAのメンバーの特色です。

SHAを立ち上げる前の段階で、これらのポイントに関してそれぞれ個人でメンバーが相談を受けるようなことが多かったのですが、それをしっかりと信頼してもらえるような組織として、それぞれの得意を世の中に活かしていきたいという思いで、SHAが立ち上げられました。

メンバーの中での担当はどのような形になっているのですか?

シーシャの技術の部分、シーシャ屋運営のオペレーションなどの部分は、Oranger 禅グループ取締役の森田と、Opaque 取締役の松橋が担当しています。

お店のブランディングや、PR、ビジネスプロデュースなどの部分は、nowhere株式会社のCEO 酒井と、同社COOの山﨑が担当しています。

“PR”というのは、「広告を打つ」「インフルエンサーを活用する」というような面に出てくる”こと”だけではないと考えています。

ですので、SHAの関わるプロジェクトにおいては、”PR”のうち上流にあたる「届けるべき価値」の設計から、”それ”のユーザーへの届け方まで、深く長いコミュニケーションを設計することを特に大切にしています。

SHAの代表のマキシムは、シーシャ立ち上げの際の不動産に関するサポートをしてきた(20店舗以上の立ち上げをサポート)実績があるので幅広く動けるような立ち回りをしています。

SHAが目指すこととは?

シーシャのビジネスに関してフルスタックなサポートを実現する

SHAとしてのサポートに関して、目指すところ、実現したいことってどんなことですか?

我々の強みは、やはり、“開業準備 ▶︎ 開業 ▶︎ 運営” という大きな流れの全てを支えられるメンバーが集まっているということです。

ですので、それぞれの部分を別々で依頼していた部分を、物件探しも、シーシャの技術の部分も、お店のコンセプト作り、ブランディングの部分も、マーケティングの部分も、少し特殊な日本のシーシャ業界に精通したメンバーで、フルスタックにサポートしていくということです。

我々が特に意識している部分は、相談内容を細分化して、「本当の悩み事は何なのか?」というところを明らかにして、問題を解決していくということです。

「シーシャを美味しくしたい」というような相談を受けることが多いのですが、深ぼってみると「シーシャが美味しくない」という問題ではないケースもあります。

例えば、「リピートに繋がらない」「口コミが機能していない」「美味しいシーシャが吸える場所ということを知ってもらえていない」みたいな問題が根本にあったりします。

そこを的確に見つけて、全ての面でサポートできるのがSHAです。技術のアプローチに限られないで、お店のプロデュースから、集客の部分まで、「価値を作って、価値を届ける」そういったことができるのが特色です。

業界の底上げをまずは目指す

大きな視点でSHAが目指すところはどういったところなのでしょうか?

日本のシーシャを盛り上げる。ということをやはり目指しています。

“開業準備 ▶︎ 開業 ▶︎ 運営” という大きな流れの全てを支えられるメンバーが集まっているからこそ、日本中にシーシャを提供する場所が急激に増加してきた今、サポートできることが多いのではないかと思います。

日本中で急激にシーシャを楽しめる場所が増えてきたからこそ、シーシャがただ消費されて終わる。という流れだけは作りたくありません。

若者のほとんどが”知っている”ものになった日本のシーシャだからこそ、シーシャが日本に入ってきてからずっと引き継がれて残されてきた、「技術」や「文化」をしっかりと残して、日本のシーシャが「文化」として日本に定着できるような土台づくりにSHAが貢献していく、という思いは強いです。

今までのシーシャの業界であれば、元々シーシャが大好きで技術を突き詰めた、もしくは突き詰めたいという方の「好きが転じて」シーシャ屋を開業してシーシャを提供する。そういった流れが強かったと思います。

ですが、状況が変わってきており『シーシャ業態のお店を開店したが、美味しいシーシャの作り方がわからない。クオリティを安定させて集客につなげたい』などの相談がSHAに来ております。

やはり、シーシャの吸い手(お客さん)も育ってきているということもあり、シーシャを提供するお店「味のクオリティ」を求めるようになっているからだと思います。

「シーシャ」というものが人気を集めるのではなく、「美味しいシーシャ」が人気を集められる時代になってきていると、最近は特に肌で感じます。

そこに対して、美味しいシーシャの作り方を指導できるメンバーも揃っているSHAでサポートさせていただいています。

ここから、少しづつシーシャの味にも最低限こだわって提供してもらえるような動きが日本全国に広まればいいと強く思っています。

SHAの”やり”方

SHAにシーシャに関するサポートを依頼するとどんな流れになるのでしょうか?

型は無く、柔軟な提案をする

初めはかなり詳しくヒアリングさせていただきます。

どういったサポートが必要なのかというところを全てヒアリングさせていただいて、サポートさせていただく内容を提案させていただいています。

SHAは、シーシャ技術、PRの分野が強みではあるのですが、そこを推すというよりかは、「本当の課題が何なのか」というところをまずは徹底的に洗い出します。

たとえば、シーシャを作る部分で言うと、”立ち上げ”に問題があるのか、炭替えなどの”メンテナンス”に問題があるのか、などを現場に行って話しながら探っていきます。

そこから、どういったようなサポートをさせていただくのがいいのかという部分を決めていきます。

シーシャの味の最適解を提案,指導

sha, shihsa agency の役割分担

集客であっても、シーシャ作りの部分のサポートであっても、どのプロジェクトも同じような提案はなく、それぞれのお店,運営によって変わってきます。

例えば、シーシャの作り方であってもそれぞれのお店のターゲットも変わってきますので、それに合わせた道具選び、セッティング、作り方を提案させていただいています。

シーシャを初めて吸うような機会を作るお店であれば、吸いやすいシーシャを作るセッティングで。

コアな層を狙った場所にするのであれば、それに合わせた作り方、セッティング。

を、押し付けにならないような形で提案します。

お店のコンセプト,ストーリーを緻密に設計

どうして、そのお店が必要なのか?と言うところも、緻密に設計していきます。

例えば、三茶にそのコンセプトのお店が必要なのか?みたいなストーリーの設計も細かく一緒に考えていきます。

お店のコンセプトなどの設計もして、それに合わせた内装のデザインなどもお手伝いするケースもあります。

SHAの実際の動きは?

今までの実績

今、SHAで動いている事など可能な範囲で教えていただけますでしょうか?

シーシャが吸える場所を増やす

現在は、シーシャ屋(カフェ,バー)の開業のプロジェクトだけでなく、既存のシーシャ屋さんのクオリティアップのご依頼、東京中心部の好立地で実施する大規模なイベントや、リゾート地でのシーシャ導入などの相談と多岐に渡ります。

シーシャを導入したいというホテルからのご相談や、屋上などのスペースを有効活用するためのフックとしてシーシャを活用いただいたり、幅広いジャンルのプロジェクトをサポートさせていただいています。

『こんなところでシーシャが吸えるんだ』

という場所を増やしていくことで、よりたくさんの方に美味しいシーシャを楽しんでいただき、日本のシーシャ人口が増えていけば良いなと考えています。

これから

大きな視点でSHAが目指すところはどういったところなのでしょうか?

これから進めていきたいと考えているのが、旅行業界や、アウトドア、サウナ業界にも、シーシャを導入していくような事です。

例えば、旅行先を決めるときに、「どこどこには〇〇っていうシーシャ屋があるから」みたいな会話で旅行先が決まるような世界線を目指しています。

また、「サウナの外気浴の時に美味しいシーシャが吸えたらいいよね」など、シーシャという枠組みから離れてシーシャについて考えるということを大切にしています。

プロデュース以外の部分では、日本だけでなく世界に出していくアイテムの開発であったり、日本のシーシャというものを世界に発信していくような動きをしていきたいです。

世界では頻繁に行われているシーシャの展示会などを日本に誘致したり、ということをまずは実現してきたいです。

SHAに関して

SHAとはShisha Agencyの略で、ブランディング・店舗経営・シーシャ技術など業界トップクラスの4社が提携し、シーシャのある空間をトータルプロデュースする日本初のシーシャ専門エージェントです。

日本独自に発展しているシーシャカルチャーを世界に発信するため、店舗設計からプロダクトまで一貫してプロデュースするプロフェッショナルです。

SHA にインタビューさせていただいて

今回、CLOUDとしてSHAのメンバーの方全員を相手にインタビューさせていただきました。

これまでは、シーシャの店舗の枠組みを超えて、業界全体を盛り上げていくような動きが多く見られなかった印象だったのですが、複数の店舗、複数の事業者が、その枠組みを破って業界全体を盛り上げていくような動きを作っていかれるのが、 SHAのようなチームになってくるのだろうと、強く感じました。

これから、日本の各地で、今までになかったようなシーシャを吸える場所ができるのが非常に楽しみです。

CLOUDでは、シーシャに関すること、シーシャと少し関係があること、シーシャに関する商品のことなど、お気軽に取材のお申し込みをお待ちしております。