最近よく聞く「シーシャ」。ここ数年でシーシャ屋の数は非常に多くなり、現在では都市部の主要な駅周辺には必ずと言っていいほどあります。とはいえ、「興味はあるけどまだ行ったことがない」「今度行くつもりだが、何もわからず不安」、そんな方も多いと思います。今回は、初めてのシーシャをしっかりと楽しむために気をつけることをまとめてみました。
そもそも、シーシャとは
シーシャとは、中東で生まれた”喫煙具”の一種です。この器具を使用し、煙を水をフィルターのようにくぐらせて(濾過して)喫煙するものになります。
水の中をくぐらせることによって、熱を持った煙を冷却し、優しく吸いやすい煙になります。また、フレーバーの製造過程でたばこの葉を洗浄しているので一般的なタバコと比べてニコチンの含有量も低いと言われています。
また、フルーツや食べ物、飲み物やお花などを再現した多種多様なフレーバーがあり、普段タバコを吸わない方でも吸いやすく、煙やフレーバーの香りを楽しむことができます。
「シーシャとは?」に関してはこちらの記事で詳しく説明しておりますので、併せてご覧ください。
シーシャとは? シーシャ(水タバコ)とは、中東ペルシア圏で生まれた"喫煙具"の一種です。この器具を使用し、煙を水をフィルターのようにくぐらせて(濾過して)喫煙するものになります。 水の中をくぐらせることによって、熱を持った煙を[…]
シーシャ屋を選ぶ
まずは、シーシャ屋選びから。注意する点としては、3点あります。
立地・距離
- 現在地や駅からの距離、他の予定がある場所からの距離、など立地と距離は非常に重要です。特に、前後に予定がある場合はしっかりと確認した方が良いでしょう。
店舗の雰囲気
- ワイワイ騒げる、少人数でも楽しめる、落ち着いているなど店舗によって雰囲気も客層も異なります。Google MapやSNSを確認し、自分の求める雰囲気のシーシャ屋を見つけておきましょう。
ノンニコチンフレーバーの有無
- 初めてシーシャを吸う際にノンニコチンから試してみたい場合や、お連れの方がニコチンを好まない可能性がある場合、ノンニコチンフレーバーは必須です。店舗によっては置いていない場合もありますので、電話やSNSでのやり取りで事前に確認しておくと良いでしょう。
これら以外にも、ドリンクの種類や喫煙の可否など、見るべきポイントは人それぞれあるでしょう。
シーシャ屋に入店する
自分好みっぽいシーシャ屋さんを見つけたら、すぐにでもそのシーシャ屋へ行ってみたいですよね。ただ、ここでも注意点がいくつかございます。
予約・空席確認の電話をする
- これは必ず行った方が良いです。というのも、シーシャ屋はそもそもの店舗数や席数が居酒屋等に比べて少ないので、満席など席の都合で入店できない可能性があるからです。空席を確認しておかないと、無駄足になってしまいますので特に注意しましょう。
身分証明書を持参する
- 基本的に全てのシーシャ屋で年齢確認をされると考えておきましょう。シーシャフレーバーはタバコの葉から作られているため、もちろん20歳以上しか楽しむことができません。また、20歳を超えていても身分証明書の持参を義務付けている店舗も多いので、必ず持参しましょう。
フード・ドリンクの持ち込みが可能か確認する
- シーシャ屋の中にはフードがない店舗も多いので、持ち込みを考えている方は確認しておくようにしましょう。
シーシャを注文する
実際に入店したら、シーシャの注文です。難しいのが “シェア”と “フレーバー”。
複数人で訪れた際、シェアして吸う場合と1人1台頼む場合があります。初めて訪れた際のおすすめは、1人1台。さっぱりした味と甘いお菓子のような味、などジャンルを変えて楽しみましょう。
また、フレーバーの選び方ですが、正直最初は非常に難しいかと思います。
複数種類のフレーバーをミックスしたり、想像しづらい名前があったり、初心者には難しい内容となっています。ここでのベストな振る舞いは、「店員さんに聞く」です。
バーテンダーがお酒のプロであるように、シーシャ屋の店員もシーシャのプロです。「こんな感じが良いです」などを伝えると店員さんがヒアリングして好みに寄せて作ってくれます。分からないまま注文して失敗だったと感じるよりも、店員さんと相談して初シーシャを楽しみましょう。
シーシャを吸う
吸い方に関しても、基本は「店員さんに聞く」のが良いと思います。
一般的なシーシャの吸い方の表現として「マックシェイクを飲むくらい」「深呼吸するように」などが挙げられる場合があります。最初、恐る恐る吸っていてもあんまり吸えていなくて煙が少ない、というのはあるあるです。
まずは深く、そして長くゆっくりと吸って、煙と味、香りをしっかりと楽しむことを意識しましょう。また、その際、むせてしまう、辛くて吸えないなどありましたら、店員さんに相談しましょう。
最後に、シーシャを吸う上で絶対にしてはいけないこと、それは炭を手で触ること・シーシャを自分で動かすことです。シーシャは非常に高温でガラス等を使用しているため、店員以外が触ると非常に危険です。自分の身を守るためにも絶対に触れないようにしましょう。
初シーシャに行ってみよう。(まとめ)
いかがでしたでしょうか。シーシャ屋での振る舞いや気をつけるべきことがなんとなくわかったと思います。
ぜひ、実際に足を運ぶ際はこちらの記事を参考に楽しんでくださいね。