シーシャ業界において、ボトルやボウル、フレーバーに比べると話題に上がる回数が少ない(と思う)ホース。
そのため新しくホースが欲しいと思っても、どのホースを選べばいいかわからない、そんな方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそうした方々に向けてシーシャのホースをご紹介します。ニッチなテーマかもしれませんが、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
トラディショナルホース
トラディショナルホースとは、古くから使われているタイプのホースです。
日本では、ほとんど見かけることがないタイプのホースです。
このタイプは表面に皮を使っていることが特徴です。また内部には紙や金具が使われていることが多いです。皮はもちろん水に弱いですし、紙や金具も水に弱いためカビやサビの原因にもなるため、基本的には水洗いをすることができません。そのためノンウォッシャブルホースとも呼ばれます。
水洗いがNGなホースのため、シーシャの香りをホースに残す形で使い続けることになります。中東の国々ではアルファーヘルのダブルアップルかグレープしか置いてないようなお店もあると聞きます。こういったお店では、1つの匂いが染み付いたホースになって、味わい深い香りを楽しめるかもしれませんね。
モダンホース
あまりモダンホースと呼ぶ機会はありませんが、トラディショナルに対比させる形でモダンホースと表記させていただきました。ノンウォッシュブルホースと対比させて、ウォッシャブルホースとも呼ばれます。(こちらの方が一般的です)
モダンなホースの素材には主に二種類あります。
プラスチック製のホース
まず1つ目にご紹介するのはプラスチック製のホースです。
NuHoseがプラスチック製のホースとしては有名ですよね。プラスチック製のホースの良いとこは何と言ってもその安価な価格です。一本あたり、数百円なので破損した場合でもすぐ買い換えられます。ちなみにマウスピースを差し込んだ際に吸い口が破損してしまった、という場合であれば、はさみで割れた面をカットしてやすりで断面を滑らかにすることで、また同じように吸うことができます。
プラスチック製のホースの弱点は、ホースが蛇腹状になっているため洗った後に水がホース内部に残りやすいという点です。乾かす時は半分に折りたたんで棒に吊るし、吸う前に軽く振ってあげることで吸う際に水が入り込んでくるということは防げると思います。
シリコン製のホース
次にご紹介するのがシリコン製のホースです。
OdumanのボトルやShisha Bucksのボトルに付属しているホースが有名ですよね。モダンな見た目のシーシャボトルには大抵シリコン製のホースが付属しているイメージです。
シリコン製のホースの良いところはプラスチック製のものに比べて、匂いが落ちやすい点です。パンラズナのような強烈な香りのフレーバーでなければ基本的には匂いが落ちると考えてもらって良いと思います。
弱点としては、シリコン製のためホースが硬く暴れてしまうことがあるということでしょう。
ねじれたりすると元に戻ろうと反発する力が働くため、近くに割れ物があるとそれごとなぎ倒すことも考えられます。実際に筆者は、シリコン製のホースによってコップが割れたことがあります。また、プラスチック製のものに比べて重量もあるので、長時間持っていると疲れてしまうことも考えられます。
まとめ
個人的なホースのオススメはプラスチック製のものです。安全性が高く、安価で疲れないというメリットはやはり大きいです。中でも、先ほどもご紹介したNuHoseは入手性がよく、カラーバリエーションも豊富なのでおすすめです。
とはいっても皆さん、好きなタイプのホースがあると思います。もしよかったら、皆さんが好きなホースをシェアしていただけると嬉しいです。
それではまた。