ここ数年、よく耳にする「CBD」。シーシャでもCBDを入れたシーシャが存在します。今回は、そんなCBDを入れたシーシャの効果や普通のシーシャとの違いについてまとめてみました。
CBDとは?
CBDとはCannabidiol(カンナビジオール)の略称で、大麻草由来の成分の1つです。大麻の主要成分はTHCとCBDに大まかに分けられます。一般的に違法薬物として認識される大麻は大まかに区分した際にはTHCという成分のことを指し、CBDは日本国内で合法と認定されている成分になります。(2023年10月現在)
CBDの効果
CBDには自律神経の調整に特に効果あります。日常生活で考えるとストレス緩和・睡眠の質向上の効果などが有名なものとして挙げられます。もう少し具体的に説明すると、
大麻草の茎や種子から抽出される成分であるCBDには鎮静化作用があります。この鎮静化作用は神経に直接作用し、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質に対して反応します。それがストレスの緩和に作用すると言われているのです。
もちろん、違法成分とは異なり精神性や中毒性はないため、ハイになったり依存したりという事態に陥ることはありません!
CBDシーシャの効果
基本的には、上記のCBDの効果を得られる、と考えて良いでしょう。慢性的なストレス緩和や睡眠の質向上などが有名な効果として考えられています。
また、そもそもシーシャの効果として、シーシャに含まれる成分であるニコチンやフレーバーの香りなどから得られるリラックス効果が有名です。そのためCBDシーシャは、シーシャ本来のリラックス効果をさらに高め、より高いリラックス効果を得るためのオプションとして考えられています。
CBDシーシャの種類
CBDが含有されたフレーバーを吸う
CBDシーシャを楽しむ一つ目の方法は、製造段階でCBDを混ぜたフレーバーを吸う方法です。日本では、DARUMAというブランドなどが存在し、DARUMAではフルーツを中心とした8種類のラインナップを展開しています。CBD含有フレーバーを使用することで、フレーバー以外のものを準備する必要がないため、気軽にCBDシーシャを楽しむことができます。
通常のフレーバーにCBDオイルを垂らす
続いての方法は、一般的なシーシャフレーバーにCBDオイルを垂らす方法です。こちらはよりメジャーにCBDを楽しむ方法として認知されています。というのも、オイルを用意する必要はありますが、どんなフレーバーにも使用できるため、味の好みやミックスの幅が広がるからです。また、CBDオイルを垂らす量次第で含有量を変えられる点で、好みに合わせられそうですね。
通常、3〜4滴程度で効果を感じられると言われていますので、過度にCBDを入れすぎることなく3〜4滴を基準に自分に合った量に調整していくことをお勧めします。
通常のシーシャとCBDシーシャの味の違い
まず、通常のシーシャとの味の違いはないと言えます。CBDオイルは草の香りが若干する程度で無味です。本当に嗅覚が敏感な方は若干CBDの香りを感じるかもしれませんが、CBDに風味を邪魔されるようなことは基本的にないでしょう。
もちろん、味の違いが特にない分、身体に感じられる感覚的な効果は少しだけ異なります。いつもより少しリラックスしたい、落ち着きたい、オンオフを切り替えたい、という目的でシーシャを楽しむ方はCBDを混ぜることでさらにその効果を感じやすくなるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。CBDをシーシャに入れるという概念はここ数年で生まれた概念で、現代のリラックスを感じたいという風潮から生まれた文化とも言えます。
CBD×シーシャでより高いリラックス効果を得たい、と考える方はCBDを扱っているシーシャ屋さんを訪れるか自宅でオイルを混ぜるなどでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?