HHC 指定薬物指定

HHCが指定薬物に。注意すべきことについて

  • 3月 12, 2022
  • 3月 12, 2022
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シーシャにおいては最近CBD✖️シーシャが流行しています。シーシャ屋さんでもよく見かけることが増えたと思いますが、中にはHHCと一緒にシーシャを楽しんでいる方も見られます。しかし令和4年3月7日付省令によりこのHHCが指定薬物として指定されました。

そこで今回はHHCを使用している方への注意喚起になればと思い、こちらの記事を作成致しました。

HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)とは

HHCとは、大麻草に含まれるカンナビノイドの一つで、THCととても似た構造を持っています。

しかし、実際に大麻草から抽出できるHHCはごく僅かな量に限られているため、製品化(大量生産)されるものは科学的に合成された半化学合成物質です。

THCには精神作用・陶酔作用があることで知られていますが、HHCも程度の差は違えど精神作用・陶酔作用があると言われています。

また、HHCはそれに関する研究が進んでいなかったことから、安全性などの観点から摂取を懸念する声もありました。

規制内容

厚生労働省は令和4年3月7日、危険ドラッグの成分6物質を新たに薬機法における指定薬物に指定しました。

この指定された薬物の中にHHCが含まれており、施行後は、これらの物質とこれらの物質を含む製品について、医療等の用途以外の目的での製造、輸入、販売、所持、使用等が禁止されます。

注意すべきこと

今回の規制により、注意すべきことについて簡単にまとめました。

HHC事業者は、令和4年3月17日までに在庫処分・販売停止・宣伝広告の削除を行う必要があります。

HHC使用者は、令和4年3月17日までにHHC製品の廃棄処分・使用をする必要があります。

3/17以降にHHCを所持していた場合や、有償無償問わず他人に譲渡した場合は薬機法に違反することになります。

また、3/17以前に使用した場合であってもそれ以降に検査で陽性反応が出た場合に摘発される可能性もございますので注意が必要です。