「シーシャってどれくらい吸えるの?」
シーシャを吸い始めたみなさんは誰しもが一度は疑問に思うことでしょう。しかしお店によって持続時間が変わったり、家でシーシャを作ってみるとすぐに味がなくなってしまったり、、、
今回はシーシャの持続時間の変化にはどんな要因があるのかを見ていきましょう。
ボウル
ボウルには様々な種類があり、形状や大きさ、素材も多種多様です。今回はボウルの大きさ、形状と持続時間の関係に着目します。
まず初めに、ボウルの大きさ(溝の深さ)はシーシャの持続時間に大きく影響します。ボウルが大きければ大きいほどより多くのフレーバーを詰めることができるので当然シーシャの持続時間は長くなります。
次に形状に着目してみると、そのタイプは大きく3つに分られます。伝統的な「エジプシャンボウル」、真ん中に穴がひとつ空いた「ファンネルボウル」、この二つのハイブリットのような形状の「ボルテックスボウル」です。
1.エジプシャンボウル
1つ目のエジプシャンボウルは、皿のような形をしたトップの底面にいくつかの穴が空いており、これを塞がないようにフレーバーを詰めます。
しかしエジプシャンボウルは穴から簡単にフレーバーのシロップが下に落ち、ボウル内のシロップが減り、持続時間は短くなる傾向にあります。
2.ファンネルボウル・ボルテックスボウル
2つ目のファンネルボウルと3つ目のボルテックスボウルはシーシャの持続時間という観点から見ると同じような機能を持っているのでまとめて紹介します。
ファンネルボウルはボウルの中央部分が隆起しており、その頂点に1つ大きな穴が空いているタイプのボウルです。
ボルテックスボウルは隆起したボウルの中央部分の側面にいくつかの穴が空いているタイプのボウルです。
これらのボウルはどちらもフレーバーより高い位置に穴を設置しているため、フレーバーのシロップが落ちることなく、より長くシーシャを楽しむことができます。
フレーバー
シーシャブランド各社が出しているフレーバーにはそれぞれ特徴があり、その特徴の一つにシロップの量があります。例えば、AlFakherのフレーバーは平均的にシロップの量が少なく、逆にFUMARIはシロップが多く含まれています。
シーシャの煙は主にこのシロップが蒸発した水蒸気で構成されており、シロップの量がシーシャの持続時間に大きく影響していると考えられます。
つまり、シロップの量が多いと持続時間は長くなり、シロップの量が少ないと持続時間が短くなる傾向にあるということです。
その他の要因
上記の要因以外に考えられるのは、吸うペースや火力などが挙げられます。
吸うペースが上がると、フレーバーが燃焼するスピードも早くなり、結果的に持続時間は短くなります。
また強く濃い煙を出すために火力をあげると、これも同様にフレーバーの燃焼が促進され、持続時間が短くなります。
これ以外にも天候や気温などさまざまな要因が絡み合ってシーシャは完成します。
1度作ったシーシャと全く同じものを作ることは困難であるように、同じように作ったとしても持続時間は変わります。シーシャの奥の深さを存分に楽しんでください!
今回はシーシャセッションの長さについての記事になっています。
自宅シーシャを始める際に参考になる記事は以下です!
ビギナー向けのシーシャに関してのFUMARIの記事がありましたので、また翻訳版をリリースしようと思います。