シーシャを吸うときに「なんか煙うまくでえへんな?」「しっかり蒸らしたのにな」みたいなことありますよね。
その際によくあるのが、パッキンなどがきちんと密閉空間をシーシャ内に作っていないというケース、フレーバーがボウル(ターキッシュタイプに多い)の穴を全て塞いでしまっている、炭の火力が弱い、などの原因が考えられます。
そして、実はよくあるケースが、ステムの逆止弁の問題です。
今回は、そんなシーシャの逆止弁にまつわるあるあるを紹介し、簡単なライフハックをご紹介します。
シーシャの煙が出ない時には?
シーシャを吸っている時、吸い始めたタイミングで
”あれ?煙がうまく出ない。”
“ちゃんと蒸したのにな?”
そんな問題が起こったことはないでしょうか?
そんな時に考えられる原因としては以下の原因が考えられます。
- パッキンがうまくハマっておらず,シーシャが密閉されていない
- シーシャのフレーバー,またはアルミホイルがボウルの隙間を塞いでしまっている
- 炭の火力が弱すぎる
などが考えられます。しかし、もう一つ考えられる忘れられがちな原因は、
“ステムの逆止弁に問題がある”
ということです。ちなみに逆止弁はこちらの写真の部分です。
では、次に具体的にシーシャの逆止弁について説明します。どんな役割があるのかなどを説明します。
また、シーシャの煙がうまく出ない場合の解決法をまとめた記事はこちらになります。
シーシャの逆止弁(煙排出口)とは?
では、そもそも逆止弁とはなんなのでしょうか?
シーシャの逆止弁の役割
シーシャの逆止弁はこちらの画像の煙が出ている部分です。
逆止弁の役割は、ボトル内に溜まった古いけむりや、焦げてしまった煙を一旦ボトル内から排出するための部分(部品)です。
逆止弁がなければ、ボトル内の煙はホースから吸い込むことでしか、新しい煙に変えることもできませんし、吸い込みたくない煙(焦げてしまったような煙)を吸い込むことでしか処理することができません。
しかし、逆止弁(煙の排出口)があることによって、それらを自分で吸い込むことなく、外に吐き出すことができるようになっています。
シーシャの逆止弁の仕組み
シーシャの逆止弁の仕組みについてご説明します。
ただ、シーシャの逆止弁と言ってもシーシャによって様々な形状や仕組みになっているものがありますので、今回は、Khalill Mamoonやエジプシャンなどもモデルで見られる最もベーシックな形状の逆止弁(排出口)の仕組みについて説明します。
逆止弁は分解してみるとこのようになっています。分解とはいっても、上部の部分をくるくる回すとネジを外すような感じで外すことができるようになっています。
中には、小さいサイズのアルミやガラスでできた球が入っています。
なぜかというと、シーシャを吸った時には球が吸われて、この逆止弁の穴も塞がれることで、シーシャの煙がボトル内からホースを伝ってのみ排出(吸い込む)されるようになるからです。
つまり、逆止弁に入っている球は、吸い込むときは、穴を防ぎ、息を吹き込む際には、空気に押されて浮き上がって、煙が排出されるようになっているのです。
シーシャの逆止弁で起こる問題
こんな便利で、考えた人は天才かと思えるような逆止弁の仕組みですが、この仕組みであるからこそ起こる問題もあります。
一つ目は、そもそも洗う際に球がなくなってしまうケース。
二つ目は、鉄でできた球が錆びてしまって、ステムに引っ付いてしまうケース。
これらの問題は、補充できるようにシーシャの逆止弁用の球をきちんと購入しておくことで解決する問題ではあります。
ですが、毎回シーシャの専門店から仕入れるのは大変ですし、少し値段が貼ってしまいますよね。
シーシャの逆止弁にBB弾を使うと全て解決する?!
逆止弁の問題を解決する最高の方法があります。ライフハックです。
これです。
先日、ツイッターでもこのことをツイートしている方がいらっしゃったので引用させていただきました。
錆びてしまったり、なくなってしまったからといって、新たに購入する必要はありません。
BB弾でサイズが同じもの(誤差の範囲レベルで同じものでおっけ)がめちゃくちゃ安いので購入して使用できます。
ただ、問題点としては、BB弾が軽すぎることもあって、ステムを洗ってすぐや、ステムを洗った次の日には、逆止弁の上部に張り付いてしまっていることがあるのです。
ただ、なかなか毎回毎回ステムの逆止弁をチェックする人もいないでしょうし、吸い出しのタイミングでやっと気づくというようなケースも多いです。
ですので、BB弾でほぼ無料で逆止弁の球を手に入れた方は、できるだけきちんと球がはまっているのか、チャックして、ぜひこのアイデアを活用してみてください!
使用感はこんな感じ!