リコリスアニス

シーシャのダブルアップルに含まれるアニス、リコリスって何?

  • 7月 13, 2021
  • 11月 21, 2022
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ダブルアップルはいわゆるりんごの味ではなく、リコリスとアニスというスパイスの味です。

というのはシーシャ屋で1日に1回は必ず交わされる会話です。

では、このリコリス、アニスとはそもそも何なのだろうか?今回はこの2つに焦点を当てていきます。

その前に、「ダブルアップルとは?」という方はぜひダブルアップルってリンゴ味?定番フレーバー?をご一読ください。

そもそもダブルアップルとはその名の通りりんごからできているのか?や初心者でも吸いやすいフレーバーなのか?といったお話をしています。

ダブルアップルを知るのに最適な記事となっています。

double apple ダブルアップルってりんご味?定番?

リコリス

リコリス

砂糖の数十倍の甘さがあるとされる、甘み成分のグリチルリチンを含んでいます。

グリチルリチンは砂糖の150倍の甘味を持つと言われており、はアニスやフェンネルなど多くのハーブにも含有されている成分のアネトールと似た風味を持つと言われています。

その特徴からグリチルリチンにアニスの風味を付けたキャンディーも数多く作られていて、人気があるみたいです。もしかしたらこれがダブルアップルの原型なのかもしれませんね。

またリコリスは、世界各地で古代から薬用として広く用いられてきました。日本へは奈良時代に伝えられたようで、正倉院にも保蔵されています。へえ〜って感じですね。

明治維新とともに外国から砂糖が輸入されるようになるまで、甘草は栄養剤として珍重されるとともに、調理の際の甘味料としても重視されてきました。

独特の甘みが、キャンディや飲料などのほか、漬け物、佃煮などに用いられます。カレー粉の原料に使われることもあります。タバコの甘み付けにも用いられているようです。

サルミアッキという北欧のお菓子を聞いたことがあるかもしれませんが、これはリコリスから作られており、日本人の口にはどうも合わないらしく、日本では「世界一まずいお菓子」と呼ばれているそうです。

 

アニス

アニス

個性的な甘い香味が特徴ですが、これは香りの主成分アネトールによるものです。

アネトールは咳止めとしても使用されています。

アニスは、かなり古い時代から、ヨーロッパ各地で栽培されていました。

古代エジプトでは、ミイラの防腐保存剤として主にアニスが使用されていました。

アニスはスペイン料理のスープ、シチュー、魚のブイヨン。スカンジナビア半島では、アップルソース、スープ類に使われるほか、ケーキ、クッキーなどの菓子類などの香りづけに広く用いられます。また、アニスはアルコール飲料の香料にもなっています。

ちなみにですが、個人的にはダブルアップルが気になる方にはスパイシー系のシーシャフレーバーがおすすめです。

これぞシーシャの醍醐味!スパイス系フレーバーのご紹介という記事で触れているので、ぜひご覧ください!