こちらの記事は、最近シーシャについてよく聞くけどなんなんだろう?という方が読むべき記事になっています。
シーシャの仕組みと、シーシャの作り方について簡単に理解できるような内容に仕上げています。
こちらの記事は、アメリカの大手シーシャフレーバーメーカーのFUMARIのブログでわかりやすいイラストが作成されていましたので、そちらを参考にさせていただきました。
エビデンスが気になるかたは、こちらの記事をチェックしてみてください!
シーシャの部分の名前と役割
まずは、シーシャのそれぞれの部分の名前と仕組みを知っておきましょう。
案外シーシャを吸う前にこちらの仕組みがわかっていると、上手に煙を出すことができるかもしれません。
上から、
シーシャフレーバー(HOOKAHTABACCO)
こちらはボウルに詰めるフレーバーです。このシーシャのフレーバーに当たります。こちらがなければシーシャは吸えません。このフレーバーをボウルの上部から熱することで蒸気が生まれます。その蒸気をボトル内の水を介して吸うことになります。
ボウル(BOWL)
ボウルはシーシャのフレーバーを詰める部分です。陶器やガラス、シリコンなど熱を伝導しやすい素材が使われます。このボウルがシーシャのフレーバーをじっくりと直接熱します。
ボウルステム(BOWL STEM)
ボウルステムは、ボウルとステムの部分を接続する役割を果たします。ボウルとステムを接続する部分はゴム性のパッキンが使われることが多いです。シリコン性のボウルであれば、パッキンを必要としないので便利です。
アッシュトレイ(COAL TRAY)
アッシュトレイは、ボウル上部に設置した炭から出る灰が床に落ちないように受け止める役割を果たします。
ステム(STEM)
ステムは、上部のボウルでフレーバーを熱した際に、そこで発生した煙(水蒸気)を下部のボトルに運ぶための筒になっています。ステムが長ければ長いほど上部の熱がボトル部分に伝わりにくく、質の良い煙が吸えると言われています。
ホース(HOSE)
ホースは、ステムからボトル内の水を介して濾過された煙を直接口に運ぶ役割を果たします。ホースにはシリコン製、プラスチック製など多くの種類があります。イタリアの皮からできた高級シーシャもあります。
ホースを接続する部分(HOSE CONNECTOR)
ホースとステムを接続する部分です。こちらでもゴム製のパッキンが使用される場合が多いです。
逆止弁・排出口(RELEASE PURGE/VALVE)
こちらはホースから息を吹き込んだ時だけ隙間ができ、ボトル内の煙を外に出すことができる部分です。シーシャのフレーバーが焦げてしまって、喉がイガイガしてしまうような煙をボトルの外に排出したい際に便利な部分です。
ボトル・ステム接続部分(STEM HEART)
こちらはボトルとステムを接続する部分です。欧州製のシーシャパイプであれば、カチッと接続し密閉するものがありますが、伝統的なシーシャであればゴムのパッキンなどで密閉して接続します。
ダウンステム(DOWNSTEM)
ダウンステムは、ボトルの内部にあたり、水に浸かっているステムの部分になります。
シーシャボトル(BASE)
シーシャのボトルは、シーシャのフィルターとなる水を溜める部分になります。こちらのボトルにはお酒やフルーツや氷など様々なものを入れることができ、シーシャの味にも影響する重要な部分です。
ディフューザー(DIFFUSER)
ディフューザーは付けはずしができるタイプや、ステムにディフューザーが固定されている場合があります。ディフューザーの役割としては、ステムから入ってくる煙を細かくすることができるザルのようなもので、煙を滑らかなものにする役割があります。また、煙をザルのような構造で細かくするので、ボトルないの水を大きく揺らさずに静かにシーシャを吸うことができるようにもします。
シーシャの煙が出る仕組み
続いてシーシャの仕組みですが、ボウルにシーシャのフレーバーを詰めてから、熱したシーシャ用の炭を設置し、その熱でフレーバーの水分が蒸発(タバコの葉が燃えて)して発生する煙を吸うのが基本的な仕組みです。
基本的には、ボウルにフレーバーを詰めて、アルミホイルでカバーし、その上部に炭をセットします。
2番目のイラストにあるように、直接アルミでカバーした部分に炭をのせる”直置き”と呼ばれる方法と、シーシャの炭の管理を単純にするために、ヒートマネジメントと呼ばれる金属でできたアイテムに炭をセットして、空気の入る量を調整して温度調整する方法があります。
ヒートマネジメントを使用するケースが多いです。
こちらの動く写真が非常に優秀です。
煙がフレーバーから、ステムを通って、ボトル内部に入り、ホースを伝って口に入る仕組みをうまく表現しています。
準備して、セットして、吸う。
シーシャの基本として、きちんとそれぞれの接続部分を密閉して空気が余計に入らないようにすることです。
どこかのパッキンが抜けている、パッキンと機材の間に隙間ができていると、煙が十分に出なくなってしまいます。
- ボウルをステムと接続する部分
- ホースとステムを接続する部分
- ステムとボトルを接続する部分
- 煙の排出口
それぞれがきちんと密閉できているのかを確認しましょう。お店でも違和感があれば、店員さんがチェックしてくれると思います。
また、ダウンステムがボトル内の水に約1~2cmほどだけ使っているようにしてください。
ステムが水に使っていないと煙を水をフィルターにせずに直接吸ってしまうことになってしまいます。
また、ボトル内に浸かりすぎていると、吸い上げる際に重くなってしまうので、ボトル内の水も調整するようにしましょう。
ここまでが、簡単なシーシャの部品の説明と、仕組みでした。他にも初心者の方に向けたまとめ記事もございますので、ぜひご覧ください。
シーシャのいいところについて書いた記事等もありますのでぜひチェックしてみてください!
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