タバコがビタミンCを破壊する！？

シーシャをはじめとしたタバコといえば、やはりなんと言ってもその健康被害を無視できません。紙タバコと比較すると少ないと言われている有害性ですが、決してそれがなくなるわけではありません。

今回は、シーシャ・タバコとビタミンCに注目し、これから先も長くシーシャを楽しめる方法を模索していきましょう。

1 タバコとビタミンCの関係性
2 タバコがビタミンCを破壊する様子
3 ビタミンCの作用と必要摂取量
4 参照

タバコとビタミンCの関係性

ニコチンは、ビタミンＣの吸収を妨ぐため、体内のビタミンCの必要量を増加させます。そしてタバコの煙の成分はタバコを１本吸う毎に２５ｍｇ（レモン１個以上）のビタミンCを破壊するとも言われています。

ビタミンCには「抗酸化作用」と呼ばれる作用があり、抗酸化作用とは酸化による悪影響を予防する作用のことです。そのためビタミンＣは、食品の酸化を防止するために缶ジュースなどに添加されることもある栄養素です。

タバコの煙には、体内の酸化や炎症を引き起こし、活性酸素を産生する物質が多く含まれています。この活性酸素は、タバコに含まれるタールなどの発がん物質と結びついて、細胞の癌化を促すと考えられています。
活性酸素はビタミンＣの抗酸化作用により身体の中で無毒化されますが、抗酸化ビタミンＣもこのとき破壊されてしまうのです。

タバコがビタミンCを破壊する様子

こちらのページでは、ビタミンCが破壊される様子を見ることができます。

レモンとタバコ、ビタミンC指示薬を使用した実験で、副流煙、主流煙、煙なしの空気をそれぞれ入れたペットボトルにビタミンC指示薬を入れ、その反応を観察しています。

参照：https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/tthc/kenkou/tobacco/materials.files/manual_ch.3-6.pdf

この実験によると、”副流煙”の方が”主流煙”よりもビタミンCを破壊するそうです。

ビタミンCの作用と必要摂取量

ビタミンＣには抗酸化作用だけでなく、免疫力を高め細菌やウイルスに対する抵抗力を高める作用、血管を丈夫にする作用、鉄と結びついて鉄の体内吸収を良くし貧血を予防する作用、ストレスに対抗するホルモンの分泌を助ける作用、コラーゲンを生成して肌やつめをきれいにし、しみやそばかすを防ぐ美容作用など、多くの作用があります。

日本人の食事摂取基準（2020年版）における成人のビタミンCの推奨量は１日100mgですが、、タバコを吸う人や受動喫煙のリスクが高い方はビタミンＣ不足に陥りやすく、タバコによる健康障害を予防するためにもビタミンＣを多く含む食品やサプリメントなどからビタミンＣを多く取る必要があります。

筆者はこれを知ってから、”VC-3000″を大量に摂取しています。本当に効果があるかは存じ上げませんのでご了承ください。