BRO TALK STUDIOでは、シーシャのストレスの定義を、「普段4秒間吸えているのに、4秒間吸えない時に何かしらのストレスが起こっている」状態としています。この「4秒吸えない」状態を引き起こす4つの主な原因と、それに対する具体的な対策について解説します。

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【ストレス1】ニコチンによるストレス

原因と体感

ニコチンによるストレスは、体が許容するニコチン量以上のシーシャを吸った時に発生しがちです。これは、脳みそにダイレクトに来る体感として現れます。
対策:徹底したヒアリングによる許容量の把握

対策の最重要ポイントは、お客様のニコチン許容量を把握することです。
- 10段階評価: お客様に対し、「今日どれぐらいの数値のニコチン量が欲しいですか」と10段階で質問することが良いでしょう。
- 認識のすり合わせ: お客様の「5」と、シーシャを作る側の「5」は絶対に違うため、ダークリーフの経験やどの店舗で吸ったかなどをヒアリングし、認識を埋め合わせる必要があります。

誤った対策の修正

ニコチンが強いと感じた際、多くの人が火力を下げる行為をやりがちです。しかし、ニコチンは時間が経てば経つほど感じづらくなるという科学的なデータがあるため、熱を下げるのではなく、適切に熱を与え、吸いやすい状態にすることが推奨されています。

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【ストレス2】過度な温度ムラ

原因と体感
温度ムラは、喉にぐーっとくるようなストレスとして発生し、「生焼け」や「アルカリ」と呼ばれることがあります。特に、喉が絞められるような感じや、吸い始めの2秒間ぐらいで胸に来るような感覚がある場合、温度ムラが原因だと考えられます。

温度ムラが発生する原因は主に2つです。
- 火力不足(プレヒート不足): 初期段階での蒸らし時間(プレヒートタイム)が足りない現象。
- 上層面のみの加熱: 炭に一番近い上層面のフレーバーだけに熱が集中し、下まで熱が馴染んでいない状態。ダークリーフのセッティングは、上部のフレーバーに負荷がかかりやすい構造になっています。

対策:蒸らしと吸い方の調整

対策は以下の通りです。
- 蒸し時間を長く取る: プレヒートタイムや蒸らし時間が短いと感じる人は、思ったよりももっと蒸してあげる必要があります。
- 熱が通るように意識して吸う: 上部だけでなくフレーバー全体に熱が通るように、自分自身が思っているよりも長く吸ってあげることを意識します。
- 待つ時間を作る: もし吸っている途中で温度ムラを感じた場合は、吸わずに1〜2分間待ってみるという行為をするだけで、ストレスがなくなることが多いです。

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【ストレス3】オーバーヒート

原因と体感
オーバーヒートとは、フレーバーの上層面が焦げ手前、もしくは焦げている状態の時に発生します。ピリピリとした刺激や雑味が喉や舌で感じられ、フレーバーの香料の味がせず、「燃えている味」がするのが特徴で、最も分かりやすいストレスの一つです。これは完全に温度が高すぎる状態の時に発生します。

対策:フレーバーの高さ調整
オーバーヒートの主な原因は、盛り付けたフレーバーの高さが予想よりも高い状態にあり、ヒートマネジメント(HMD)とフレーバーが強く当たっていることです。
- 高さを調整する: 改善策として、しっかりと盛り付ける高さを意識して調整します。
- 火力を下げる: すでにオーバーヒートが発生している場合は、火力を下げて対処します。
ヒートマネジメントを基準にした推奨される高さは、HMDの突起とフレーバーが「当たるか当たらないかぐらい」に調整することです。

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【ストレス4】香料の過剰揮発

原因と体感
過剰揮発は、味が濃すぎることによって発生する現象です。一口目は美味しいものの、二口目、三口目と進まなくなることがあります。これは、味や香りを近くする香料が気発しすぎている状態が原因だと考えられます。
対策:フレーバーの特性に合わせた温度管理

過剰気発は、火力が高い状態の時に発生しやすい現象です。
温度管理: 対策として、フレーバーの一つ一つの特性(特徴)を理解した上で、熱管理をしてあげることがポイントになります。

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まとめ
シーシャの吸い心地を左右する「ストレス」は、ニコチン(脳みそ)、温度ムラ(喉・胸)、オーバーヒート(舌・喉のピリ付き)、過剰気発(味の濃さ)の4つに分類されます。
これらの原因に対し、ヒアリング、適切な蒸らし時間、高さ調整、そしてフレーバーの特性を理解した温度管理を行うことで、ストレスのない最高のシーシャ体験を実現できます。
これは、例えるならば、オーケストラの指揮のようなものです。炭の配置、フレーバーの高さ、そして吸い上げのタイミングといった全ての要素が、適切な熱量(音量)で調和した時に初めて、ストレスのない美しい「演奏」(吸い心地)が生まれるのです。
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