【BRO TALK STUDIO】Luz流「直置きオガ炭」の作り方:圧倒的なクリアさと吸いごたえを実現するこだわり(直置きシーシャの作り方)

本記事は、BRO TALK STUDIOと神楽坂Luzのコラボレーション動画より、オーナーNaotoさんが実践する「直置きオガ炭(オガズミ)」を用いたシーシャの作り方を深掘りするものです。シーシャ歴13年以上のNaotoさんがたどり着いた、「シンプルでありながら、機材と炭の特性を最大限に活かす」その手法を解説します。

今回のセッティングは、Solarisボウルを使用し、Al Fakher(アルファーヘル)グアバ、ミントをミックスしたものを作っていきます。

元の動画はこちらです👇

【ポイント1】味の解像度を高める「微細なカット」と「盛り付け」

1. 「のりたま」サイズの細かいカット

Luz流の最大の特徴の一つは、フレーバーをかなり細かくカットする点です。目安としては、ふりかけの「のりたま」の”たま”ぐらいのサイズです。(もしくはおかかふりかけの”おかか”)

>理由: 表面積を増やし、煙の質の底上げや、味のダイナミックさを出すためです。ただし、切りすぎるとフレーバーが寝てしまうため、「ふんわり(Fluffy・フラッフィー)」と盛ることが重要です。いわゆるフラッフパックになります。所謂、フラッフパックです。

2.ボウルの縁ギリギリを攻める「高さ」

フレーバーの高さは、アルミに触れるか触れないかギリギリの高さまでしっかりと盛ります。

>理由: 低すぎると味がマイルドになりすぎたり、輪郭がぼやけたりするため、高さを出して味と煙のボリュームを確保します。

3. エアフローを確保する「センターホール」

Solarisボウルの真ん中(ファンネル部分)の上は、フレーバーで塞がずにセンターホールをしっかり空けます。

>理由: 全て埋めてしまうと吸い感が重くなりすぎるため、熱抜けと吸い心地の良さを確保するために空間を作ります。

【ポイント2】「剣山」による定型化と17マイクロアルミ

1. 剣山を使った「穴あけ」

アルミホイルへの穴あけには、生け花などで使う「剣山(中丸サイズ)」を使用します。

理由: 穴の大きさや配置を均一化(定量化)し、オペレーションを迅速にするためです。手で開けると穴が大きすぎて外気が入りすぎることがありますが、剣山を使うことで最適な抵抗感を安定して作れます。

2. 17マイクロのアルミ

使用するアルミホイルは17マイクロの厚さを採用しています。

【ポイント3】Luz流の真髄「オガ炭」の採用

1. 匂いのない「クリアな味」

通常、シーシャにはココナッツ炭が使われますが、Luzではあえてオガ炭(オガズミ)を使用しています。30種類以上をテストしてたどり着いた特定のオガ炭は、炭特有の匂いが全くせず、味が非常にクリアに出るのが特徴です。

2. 高火力と早い燃焼スピード

オガ炭はココナッツ炭に比べて火力が強く、燃焼スピードが速い(体感1.5倍〜2倍)という特性があります。

扱いは難しい(個体差がある、ロスが出やすい)ものの、この炭でしか出せないクリアな味のために採用されています。

また、切ってサイズをを調整することで、サイズの違いが生まれ、火力調整の難易度も指摘しています。

【重要工程】独自改良の「HMD」と「クラシック機材」

1. 改良型Fumant(フマント)と外メッシュ

ヒートマネジメント(HMD)には、「Fumant(フマント)」を使用していますが、通常折り曲げて使う爪部分をあえて曲げずにディスク状のまま使用し、その周りに外メッシュを巻いています,。これは、かつてNaoto氏が在籍した「And U」のスタイルを踏襲しつつ、熱の入り方のムラをなくすための工夫です。

2. エジプシャンパイプ「ヤヒア」と「マブサム」

🔸パイプ: 現代的なパイプではなく、「ヤヒア(Yahya)」というエジプト製のハンドメイドパイプを使用しています。独特の水加減や吸い心地を重視しているためです。

🔸 吸い口: ホースの先には「マブサム」と呼ばれるプラスチックの吸い口を装着します。口当たりが硬く、開口部が少し細いため、味を点(ドット)で感じやすく、濃く感じることができます。

【ポイント4】香りで判断する「立ち上げ」と「吸い方」

1. 「香り」が開く瞬間を見極める

蒸らし時間は分単位で管理せず、「香りの開き方」で判断します。炭を置いてから、フレーバーの香りがふわっと漂ってきた瞬間(火が6割ほど入った状態)を吸い出しのタイミングとします。

2. 抵抗に合わせて「長く深く吸う」

Solarisボウルや剣山による穴あけは抵抗値(吸いの重さ)が高いため、ゆっくり、深く、長く吸うことを意識します。

>理由: 表面だけでなく、下に溜まった熱をしっかりとフレーバー全体に通し切るためです。

3. 提供のタイミングの見極め

提供のタイミングとしては、煙の量、煙の質、味感を総合的に判断して見極めます。
また、吸い上げについては、以下のような基準で回数を定めているとのことです。

  • 風防を被して3回
  • 開けた状態で2-3回

全体として8回以内に抑えることを意識して提供までに味を仕上げます。

4.機材のこだわり

ヒートマネジメントから、吸い口まで基本的に手を入れたカスタマイズ仕様。

ヒートマネジメント

炭を乗せる部分がFumantのフラットを使用し、本来であれば折り曲げて使用するものを、あえて折り曲げずに使用している。

シーシャ本体(Yahiaを使用)

エジプトのヤヒア社のものを使用。

クラシックかつ、完全に手作りなため、昔からの吸い感をぜひ今の時代に提供したいということもあり、ヤヒアを使用している。

個体差があるところもあるが、それもそれでこだわりとなっている。

ホースとマブサム

andUで使われていたものを使用している。
吸い口で、”マブサム”を使用しているため、マブサムが刺さるようにホースを改造している。

エジプトのシーシャを再現していることがあり、マブサムを導入。

また、プラスチックのマウスピースの口当たりの悪さなどから、金属のマブサムにこだわっている。

また、マブサムの方が吸い口が小さいこともあり、味を点で楽しむことができる、濃く感じることができるということも理由として説明している。

まとめ

Luz流の直置きオガ炭シーシャは、細かくカットされたフレーバー、匂いのないオガ炭、そしてヤヒアやマブサムといったクラシカルな機材を組み合わせることで、「雑味のないクリアな味」と「しっかりとした吸いごたえ(キック感)」を両立させています。

このこだわりは、例えるならば「フィルムカメラでの写真撮影」のようなものです。

デジタル(現代的な機材やココナッツ炭)なら誰でも手軽に綺麗に撮れますが、あえて手間のかかるフィルム(オガ炭やクラシック機材)を選び、現像(火入れ)のプロセスにこだわることで、デジタルでは表現できない「奥行き」や「透明感」のある一枚(一杯)を完成させているのです。

神楽坂Luz

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