東京・六本木で「日本最高水準のシーシャ」を追求する名店『POTATORUM(ポタトラム)』。その第一線で作り手として活躍するショウタさんは、シーシャを吸ってきて10年を超えるそう。

パッカーとしては約3年という業界では短いキャリアながら、国内トップレベルのPOTATORUMで無名から力を着実につけてきています。
そんなショウタさん独自の「逆算の人生設計」で夢を実現してきた中で、現状の環境について、また彼が見つめる日本のシーシャシーンの未来はどうなっていくのかを語っていただきます。
ショウタ自身のルーツと「逆算」のキャリア
ショウタさんのシーシャ歴と、現在の活動について教えてください。
実はお客さん側でシーシャを吸っている歴は意外と長くて、10年を超えています。ただ、今プロとしてフレーバーやパイプなどに詳しいわけでもなんでもなく、ただその「空間」と「吸っている時間」が好きでした。
初めての出会いは海外留学したときに、タバコを吸わない僕に現地の友達に勧められて吸ってみたときでした。味がある煙はベイプを想起させましたが、目の前にある機材はそれとはまた異なり、驚いたことを覚えています。
そこから帰国してまだ少なかったシーシャカフェに遊びに行くようになり、「ファッションシーシャ」のように行くことがカッコいいと、大学生ながら通っていたこともありました。
そんな大学生のときに、アルバイトでナイトクラブやバーをしていた影響もあり、将来は自分のバーを持ちたいと夢見ていたため、そのバーにシーシャも導入したいと決めました。
サラリーマンとしてのキャリアと「逆算」のロードマップ
その後、シーシャ屋を開業するというより、起業するとした際に必要なスキルは何かを考えて就職しました。
具体的には営業とCS(サポート/サクセス)といった基本領域から、マネジメント、経理、バックオフィスと人事、アライアンスからFC、さらには経営戦略室および社長室など、広く浅く様々な領域を学ぶために転職をしました。
業界としてはゴリゴリのサラリーマンとしてスーツテーラー、SaaS系IT企業を2社経験しているのは、知らない人も多いと思います(笑)。
バーを開きたいと思ったときからシーシャも導入すると心に決めた大学生時代に、Excelで40歳までの人生設計を逆算して、開業までのステップを書き出していました。その中で自分の店ができ上がるタイミングは35歳と決めて、社会人を駆け抜けることに。
そんな最中で、先ほどお話しした必要だと思ったスキルが、自分の設計したロードマップよりも少し早いタイミングである 28歳で脱サラできる計算 になりました。
POTATORUMとの出会い

そんな時にたまたまPOTATORUMへ通っていた時に、僕の夢物語をオーナーであるアツさんにしていたら、「試しに店で働いてみないか」とお誘いいただき働かせていただく運びとなりました。
所属当初から変わらず今もPOTATORUMでは、日本最高水準のシーシャを提供するミッションのもと、シーシャをお客様に提供できるまでに6ヶ月という月日を必要としました。
POTATORUMにはシーシャを提供する上で様々な試験があるのですが、提供してからもアツさんから与えられた試験をパスして、今の自分がいます。
それらの試験も然り、業界でトップレベルのアツさんと交わす何気ない話の中で、パッカー歴が長い方と比較しても、密度の高い知識の共有と実践を繰り返したので、自分のシーシャの知見の積み重ねは圧倒的なものだと思います。
そこから2026年1月4日に勤務して丸3年、シーシャをお客様に提供し始めて2年半となりました。
ショウタ’s セレクト
KALOUD、Mit Luxury Bowlsのアンバサダーを務めるショウタさんに、好きなフレーバーブランドなどをまとめて聞いてみました。
好きなパイプ
- Blade
- Werkbund
- HIMERA × Satyr
好きなフレーバー
ブロンドリーフでいうと、Al Fakher が温度帯による変化や、フレーバーの持ち味がそれぞれにあって好きです。
ダークリーフでは SEBERO や JENT が、フレーバーのバリエーションが豊富で気に入っています。
シガーリーフでは Satyr や Trofimoff’s などが個人的にはお気に入りで、個人所有もかなりしています。

- Al Fakher: Two Apple
- SEBERO: Basil Cucumber, Feijoa, Papaya
- JENT: Old Sage, Single Malt Whiskey
- Satyr: Triple Cask, Whiskey In The Jar, Cubita Colombia
- Trofimoff’s: Virgin, Connecticut, Drama, Green Tea, Bellini
特に好きなフレーバー
- Al Fakherの Two Apple(単品)
- Satyrの Triple Cask
- Trofimoff’sの Connecticut × Drama ミックス
今後の展望と読者へのメッセージ
今後、日本のシーシャシーンはどのようになっていくと考えていますか?
僕自身、パッカーとしての歴が浅いので、正直3年前以上のフレーバーや流行りはわからないのが正直なところです。
ただその反面、新しいブランドやフレーバーは、アツさんの指導もありながらチェックしては試行錯誤して、お客様に対して常に飽きさせないようにしています。
POTATORUMに所属し始めた当初は、Tangiers をはじめとするダークリーフを吸うお客様は一定数いましたが、そこまでお客様に浸透していなかったと感じています。
そこからさらにシガーリーフが日本に入ってきた中で、ダークリーフはかなりの人に浸透してきました。現在は当たり前のようにダークリーフの注文はありますし、シガーリーフの注文も日々増えてきたなと痛感しています。
今後はさらにダークリーフおよびシガーリーフを吸う層が増えて、当たり前に自分にあった好みのリーフで吸うお客様が増えてくると思います。それに伴って各種ブランドの認可も続々と降りていくと思います。(認可取得で動いていただいている方々ありがとうございます。)
ただ、懸念事項として挙げられるのが、反対にそういったトレンドを追っていくばかりに、既存のブロンドリーフが疎かになり、そういった温故知新ではないですがレベルが下がってしまうことを危惧しています。
そうならないように、僕自身もしっかりと日々ご来店されるお客様へ、常にPOTATORUMで掲げている日本最高基準レベルでシーシャを提供し続け、アツさんや一緒に時間を過ごす仲間たちと研鑽していきたいと思っています。
ショウタさん個人としての展望を聞かせてください
これまで短い期間ながらも、縁や人に恵まれたこともあり、パッカー歴2年3ヶ月で KALOUDアンバサダー、その3ヶ月後に Mit Luxury Bowlsアンバサダー と、環境や人に恵まれて着々と影響力をつけてこれてきているのかなと。
国内では単身や店舗ジャックイベントでのゲストを経験させてもらい、国外ではロサンゼルスでKALOUDのパーティ、香港でのゲストパックなどの機会にも恵まれました。
これまでの短期間でも出会った業界各位の関係者やお客様に対して、影響力が自分につけばつくほど恩返しができるのかなと考えて今でも進み続けています。
シーシャ作り手歴、年齢が先輩・後輩問わず、一緒に今後の業界を盛り上げていって、日本のシーシャシーンをさらに高みへと押し上げていきたいと考えています。
- ショウタ: @stoksgram
- POTATORUM: @potatorum_shisha
- KALOUD: @kaloud
- Mit Luxury Bowls: @mitluxuryceramic
東京・六本木で「日本最高水準のシーシャ」を追求する名店『POTATORUM(ポタトラム)』。その第一線で作り手として活躍するショウタさんが、世界的なシーシャブランド「KALOUD」と「Mit Luxury Bowls」のアンバサダーに就任[…]
