新潟に新たにオープン、シーシャカフェ”SIN”


JR新潟駅北口から徒歩2分。11月に新たにオープンしたShisha Cafe & Bar”SIN”にお邪魔してきました。
お店は1階の路面店。おしゃれな店内がガラス越しに映る、思わず入りたくなってしまうような外装です。
新潟にはシーシャ専門店は少なく、これから増えていくのか、という状況の街です。
そんな街に突如現れたSIN。
内装、シーシャ、全てのレベルが高いSINについて実際にインタビューさせていただき、何を考えながら空間を作ったのか、どのようなシーシャが楽しめるのか、どうしてSINができたのか、など深掘りしてきました。
“SIN”の内装
入りやすいお店を作るということ、カフェライクで居心地の良い時間を過ごすことができるに焦点を当てたコンセプトになっています。
インテリア
まず取り上げられる部分は、インテリアへのこだわりです。
SINに導入されているソファは、チェスターフィールドのものになっています。


チュスターフィールドは、イングランドのインテリアブランドで熟練の職人が手作りするソファが特徴です。
歴史あるブランドである分、座り心地、高級感もあるものになっています。
また、扉を開いてまず目に入る大きなテーブル。


こちらのテーブルも特注で製作されたものになっています。
大きな3つのソファで囲い込むような配置になっており、大人数でも同じ時間、空間を共有できるような配置になっているのにもこだわりを感じます。
音響
また音響に関してもこだわりがあるようです。
お店の中であればどこにいても、音に包まれるようなスピーカーの配置になっています。
音楽を楽しむのにも、次の項目で説明しますが、プロジェクターもありますので何か映像を見る際には音響にも妥協することなく楽しめます。
シーシャカフェでここまで音響にこだわっている空間は珍しいのではないでしょうか。
プロジェクター


大きなプロジェクター。
ライブを見るにも、何か映像を見るにも最適なサイズです。お店のどこにいても楽しむことができる配置になっています。
音響も整っているので、ライブを見るにも、好きな音楽のミュージックビデオを見るにも満足できます。
シーシャへのこだわり
続いて、最も重要なシーシャへのこだわりです。
新潟にあるとは思えない(これからシーシャ文化が根付いていくであろう場所)クオリティの高さ、こだわりの強さです。
初めてシーシャを吸う人でも吸いやすいUNION HOOKAH


まずは、シーシャパイプについてですが、初めての人でもしっかりと吸い込むことができるUNION HOOKAHが導入されています。
実際に吸ってみた印象としても、非常に弱い力でしっかりと煙を吸うことができるので、初めての人でもしっかりと味を感じながら煙も出せるのではないのでしょうか。
またシーシャパイプはデザインも重要ですが、内装にばっちりと溶け込む、木目が特徴的なパイプになっています。
また、初心者でも楽しみやすく、よくシーシャを吸う方でも満足感を満たすことができる非常にバランスが取れたシーシャパイプだと感じました。
シリコンボウルとロータスヒートマネジメントのセットアップ




シーシャのセットアップとしては、シリコンボウル(縁なし)とロータスヒートマネジメントが使用されています。
ヒートマネジメントに関しては、アメリカの大手ブランド”Kloud Lotus”と正規契約を結んでいるとのこと。
シリコンロータスのセットアップにしている理由としては、初心者でも楽しめる比較的優しさのある煙になることや、突き詰めることでフレーバーの味を最大限引き出せるセットアップだと判断されたからだそうです。


また、シリコンボウルのセットアップだと、シーシャの味のメンテナンスの際に、フレーバーをほぐしたりなど一手間増えますが、逆にその時間でお客さんとのコミュニケーションをしっかりととることができる時間ができるため、それぞれのお客さんに合わせた最適なシーシャの味の調整が可能になると考えているとのことです。
非常に考えられ、設計されたオペレーションで、安定した、クオリティの高いシーシャを楽しめるようになっています。
メンテナンス、フレーバーを決める際のヒアリングも丁寧にしっかりとしてくださるので、初めてシーシャを吸う方も、そこまでシーシャを吸う頻度が少ない方であっても安心して楽しむことができます。
オーナーのKazukiさんに色々と聞いてみました


シーシャのプレイヤーとして、どのような経験をされてきましたか?
シーシャを知ったきっかけは留学していた時。カリフォルニアでシーシャを吸ったのがきっかけです。
大学卒業後、大手企業で社会人経験を経て25歳の時にNorth Villageで働き始め、シーシャプレイヤーとしての道がスタートしました。当時North Villageの看板店であったVIP渋谷店で店長として働いた後、Hookah Tokyo(North Villageのシーシャオンラインストア)の立ち上げや、新店舗の立ち上げ、事務方、フレーバー開発などに携わりました。
North Village退職後、通う様になったダーツバー。そのダーツバーのオーナーからシーシャ屋をやりたいと伝えられ、恵比寿で”Shisha Lounge Key(キー)”を立ち上げることに。
Keyの立ち上げが完了し、ずっと夢だった地方展開1店舗目として地元新潟に「SIN」というブランドを立ち上げて、ここからスタートって感じです!
シーシャのどういったところが好きですか?


シーシャを知った当初は”おしゃれな人が吸っている”というイメージで吸い始めました。僕は料理が好きなのですが、吸っているうちに料理に似ている部分があるなと思い、どんどんのめり込んでいくようになりました。
他にも、いろんな部品、パーツや素材、機材があって、そういったところも男心をくすぐられますね。
好きなフレーバー・パイプはなんですか?


圧倒的にAl FakherのMintですね。基本的にAFのミントを単体でいつも吸っています。他にあげるとすればAFダブルアップルですね。
パイプはElmas(エルマス)やRegal Hookah(リーガルフーカー)が好きです。
SINの今後の展開について教えてください


今後は、宇都宮・仙台・金沢・大宮・長崎といった”地方”を中心に全国に展開していく予定です。
特に長崎は山に囲まれた綺麗な盆地の景色があるのですが、その景色を一望できるお店を出すのが楽しみです。
シーシャ専門店としては、あくまでも”美味しいシーシャ”を日本全国に届け、吸えるようにするというのを軸に出店していきます。内装などのテーマは特に決まっていませんが、アングラな雰囲気にならないよう、カフェライクな内装のお店をイメージしています。
あとは接客業として、シーシャだけに重きを置かないということを重要視しています。僕たちは空間提供が仕事であり、思い出メイカーです。あの時、あの場所、あの空間って凄い良かったねと、後になって思い出してもらえる様な店舗でありたいなと思います。
一緒にチームを作ってくれるプレイヤーは常に募集しているので、気になったら一度オフィスでダラダラとシーシャ吸いながらお話ししましょう!どなたでも大歓迎です!
全国のシーシャプレイヤーへのメッセージなどあれば教えてください


若年層のプレイヤーはまだそこまで考えないと思うんだけど、ミドル層、大体25歳〜30歳くらいの年齢のみんなに伝えたい事があって。
多分これからそう遠くない未来に、みんなは色々な世間体とか自分に対する漠然とした不安とか、今後もこのままでいいのかなっていう様な不安に駆られる事があると思います。
俺もそうだった、そうだったというか会社を立ち上げた今でもそう。
俺らはどうやったって飲食業だから
社会的に見たら賃金も低いし
特段何かの資格とかがいる職業でもない。
いつまでもシーシャ屋で働いてて良いのかなとか、いつまでバイトやってんだろうなとか。保険とか年金とか。他にも色々。
所謂「一般」から逸れると、この国は生きづらすぎる、本当に。
プレイヤー時代にそういう不安があったからこそ、SINで一緒に居てくれる人にはそういう無駄なストレスはなるべく与えたくないなと思ってます。
俺らは誇るべき「仕事」をしているし、正直世間体がどうとか気にしなくてもいいんだけど、やっぱり先の事考えると不安にはなっちゃうよね日本だもん。
もちろん、全部が全部要望が通るわけではないし、会社として望む数字だったり、成績だったりはあるから、お互いにちゃんと話をして、いいお店作り、職場作りが出来るといいなぁと思う。
一緒にSINを手伝ってくれる人
まずは一回会いましょう、話しましょ。
別に最初からシーシャめっちゃ上手くなくても全然OK
むしろ未経験でも全然。
いつでも連絡下さい!
SINの店舗情報はこちら
場所 | 新潟県新潟市中央区東大通1-6-9 1F |
電話番号 | 025-311-6171 |
営業時間 | 月〜木 15-27 金土祝前日15-29 日曜日15-24 |
WIFI | ◯ |
電源 | ◯ |