【徹底解説】ESCAPE流 ダークリーフの極意:SOHEI氏が語る「感覚」を重視したシーシャメイク

YouTubeチャンネル「BRO TALK STUDIO」で公開された、ESCAPEのSOHEI氏によるダークリーフの調合、パッキング、立ち上げに関する解説を、動画の流れに沿ってポイントごとに解説します。

SOHEI氏は4年前に「B SIDE」を立ち上げ、日本ではダークリーフといえば、タンジャーズしかなかった時代からダークリーフの吸いやすい作り方を研究してきた、ダークリーフの先駆者と言えるでしょう。

SOHEI氏が追求するのは、グラム数などの「定量的」な指標ではなく、「吸ってみてどう感じるか」という「定性的」な感覚を重視したシーシャメイクです。

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タバコの準備とパッキングの密度

混ぜ方とシロップの浸透

SOHEI氏は基本的にパックする前にフレーバーを混ぜる。

これは、シロップをタバコに均等に行き渡らせた方が良いと考えているため。

ロシアのシーシャラウンジでは混ぜていない人も多いですが、それは単に忙しいからでしょう。

熱耐性に基づいた密度の調整

パッキングの密度については、最近の見解として、熱耐性があるフレーバーほど、ぎっしり詰めて(高密度にして)、高い熱に耐えられるようにすることが重要。

エアフローが詰まらない程度に、通常のフラッフィ(ふわふわ)なパッキングよりも少ししっかり目に入れることで、高火力に持っていく方がアウトプットが良い。

グラム計測よりも「ボウルを埋める」ことを重視

ESCAPEではグラム(ボウルにパックするフレーバーの量)は測らない。

サラサラしているタバコやシロップが多いフレーバーなど、タバコによって量(かさ)やグラム数が異なるため、グラムはあまり当てにならない。

それよりも、ボウルをしっかり埋めることの方が重要だと考えており、盛り付けは基本的にすり切り(ボウルの縁と同じ高さ)を目安とする。

パッキングの高さ調整

優しくしたい場合: ライト層の客向けに優しく出したい場合は、1mmから2mm程度高さを下げて調整する。

オーバーパックの回避: 高く盛り付けすぎてHMD(ヒートマネジメントシステム)にタバコが触れてしまうと、じっくり温めている間に上層だけ焦げてしまう(上だけ焦げちゃう)現象が起こりがち。カラードロータス(Kaloud Lotus)を使用する場合、灰の混入を防ぐためにも、基本的にはHMDにフレーバーを当てないようにすることが多いです。

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熱耐性の見極めとミックスの順序

フレーバーの熱耐性は、基本的にはニコチンの強さに比例すると考えれば良いとされています。

熱耐性ランキング(目安)

1. 最も強い: Satyr

2. 強い: BONCHE, Trofimoff”s

3. 中程度(ストロングライン): DEUS, Overdose
4. 中程度(ミディアムストロング): DARKSIDE,Musthave,BLACKBURN
5. 軽め: SEBERO, JENT

6. 最軽量: ブロンドリーフなど

ミックスの注意点

フレーバーの味が好きで、熱耐性の調整が必要な場合は、割合で調整します。熱耐性が強いフレーバーは高温にしないと味が出づらいため、多少上に盛り付ける必要がある。

一方、スーパーノバなどのアイス系のフレーバーや、香りが飛びやすいフレーバーを上に配置すると、すぐに清涼感がなくなってしまうため、アイス系は一番下に配置することが多い。

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立ち上げ(プレヒート)と温度の見極め

立ち上げのプレヒートでは、炭を4つ置いて始めることが多い。(一番火力の出る置き方)



次に強いのが炭三つの置き方


その次がピラミッドと呼ばれる炭三つの置き方


その次が、ミッキーマウスのように見える、三つの炭の置き方。

もう1段階下げると片耳のミッキーマウスの置き方(炭は2つ)

定性的な温度判断:吹き戻しの煙量

SOHEI氏が最も重視するのは、「吹き戻し(逆吹き)をした時にボウルの上からピュッと出てくる煙の量」。この煙の量で、大まかに温度を把握するという、感覚的な方法を採用しています。これは慣れと練習が必要な技術。

煙の量による適切な温度の目安

軽めのダークリーフ(セベロ、マスターライン、タバコフリー系):吹き戻した時にほのかな煙が出ていれば吸い始めて大丈夫。

ダークサイド魂1個分程度の煙()

トロピー、ボンチェ:ダークサイドの約2倍にあたる魂2個分ぐらいの煙が出ていれば適切。

オーバーヒートの判断

吹き戻してもいないのに煙が出ている状態は、間違いなくオーバーヒートしており、焦げている状態。

立ち上げの時間(初心者向け)

慣れないうちは、まず5分ぐらい置いたところで一度吹き返してみて温度を確認し、まだ足りないと思ったらもう1分置く、といった調整を重ねていくと、感覚が分かるようになってくる。

なお、蒸らしている間に吸うとシーシャが壊れるという意見もありますが、「単純に温度が低ければまた上げればいいだけ」なので、気にしなくて良い。

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喫煙技術と逆吹き(ブローアウト)の文化

逆吹する際に気をつけていることとして「ボウルの中の温度分布を気にする」という意識がある。

ドロー(吸う力)による熱管理

強く長く吸う: 熱がストレートボウルの場合、下の方に馴染んでいく効果がある。

弱くゆっくり吸う: 温度がボウルの中に溜まる感じがある。

リセット: 明らかに熱が偏っていると感じたら、リセットするために強くガーッと吸ってしまう

ESCAPEではグラム(フレーバーの量)を多く入れるため、上に熱が溜まりやすい傾向があり、1発目からリセットするような吸い方をすることもあります。

逆吹きをする最大の理由

SOHEI氏にとって逆吹きは、「おしゃれじゃん、楽しい」という習慣(カルチャー)で行っているのが最も大きな理由。そのついでに、ボウルの上の煙を見て現在の温度を確認している側面もある。

「逆吹きをしすぎると熱が下がる」という意見に対しては、それは誤差であり、炭の数や吸い方など他の要因の方が圧倒的に大きいと否定する。数回逆吹きした程度でブレるような脆いシーシャは基本作らないというスタンス。

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SOHEI氏が追い求める究極のこだわり

SOHEI氏が最後に語る、シーシャ作りの究極のこだわりは非常にシンプルです。

うまけりゃいい

この哲学に基づき、定性的な感覚と柔軟な調整によって、最高のダークリーフ体験が提供する。