家シーシャに興味がある、シーシャ屋さんでシーシャを吸って興味を持ち始めた方の中にはこんな疑問を持つ方が多いのではないでしょうか?
「シーシャ台ってどういう構造してるんだろう?」
そこで、今回はシーシャ台の構造、特に多くの方が知らないであろうBB弾のような小さい球について取り上げてみます。
シーシャの基本的な構造
まず、簡単にシーシャの構造を表した画像をご紹介します。
そもそも、シーシャはボトル内の水に潜らせたマイルドな煙の味や香りを楽しむ喫煙具です。
メーカーごとに様々なデザインをしていますが、基本的には上記の画像のような構造をしていることが多いです。
これに関する詳しい解説はこちらの記事でまとめておりますので、是非こちらも併せてご覧ください。
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小さい球の正体とは
では、ここから本題に入ります。
実は、「小さな球」と先ほどから表現しているのは、パージボウルと呼ばれるものです。
そして、こちらの銀色の球のことです。
画像右に浮いた小さな銀色の球がありますね。
勘の良い方は既にお気づきでしょうか?
そう、この球はシーシャの吹き返しに必要な逆止弁の役割を果たしているのです!
。。。?
シーシャに詳しい方はピンときたかもしれませんが、よく分からない方も多いことでしょう。
そもそも、シーシャ台には逆止弁が必ずついています。上記画像のRelease valveが逆止弁のことです。
これは、ボトルの中に溜まった濃い煙を吹き返すことで、新鮮で吸いやすい煙に入れ替えるための機能です。
(ボトルの中に溜まる煙は、所謂「キツい」「むせる」原因となる煙です。少量なら問題ないですが、炭の量が適切でもむせてしまうなどの原因になるため定期的な吹き返しをオススメします。)
逆止弁が必要な理由はなんとなくピンと来ましたか?
ではなぜ、この小さい球(以下 : パージボウル)が必要なのか、こちらについても解説していきます。
パージボウルがシーシャに不可欠な理由
まず、逆止弁の役割は上記の通り、ボトル内の煙を減らし吸いやすさを実現することです。
当たり前ですが、逆止弁は空気の通り道である必要があります。
しかし、普通にシーシャを吸った時にも逆止弁から空気が入るとどうでしょうか?
自分が吸うホース以外に空気の通り道があると上手く吸えません。ボトルに穴が空いているイメージなのでせっかく吸った煙に空気が混ざってしまい、「味も香りも吸い感もイマイチだな」という印象になります。
つまり、自分が吸う時は空気の抜け道をなくし、吹く時に空気の抜け道ができる状態が必要なのです。
そして、ここにパージボウルの必要性があります。
逆止弁の中に軽くて小さなパージボウルを入れておくことで、吸うときは吸引力と重力によって球がボトル側の穴にピタッとくっつきます。また、吹き返す際は、吹き返しの力で逆止弁の上まで球が動き、空気の通り道が一時的にできます。
つまり、吸い手の吸う・吹き返すのアクションに合わせて球が上下に動くことで逆止弁として機能しているのです。
パージボウルは消耗品なのか?
ここまででパージボウルの基本的な役割について説明してきましたが、最後に交換の必要性について考えてみます。
結論として、洗浄・拭きあげを丁寧に行えば交換の必要性はありません。
しかし、逆止弁を毎回外して洗っていない場合は汚れや錆で球が動きにくくなる場合があります。単純に汚れだけなら洗えば済みますが、錆で一回り大きくなった球は逆止弁内で引っ掛かり動きが悪くなる場合もあります。
また、洗浄の際に無くしてしまう可能性もあります。
上述した通り、パージボウルはシーシャを楽しむ上で不可欠なものですので、ストックを持っておくことをオススメします。
そのため、CLOUD的結論としては、パージボウルは純正のものに加えて予備を用意しておくことをオススメします。
*ちなみにBB弾でもある程度は代用できますが、実際に使っていると引っかかることも多かったためシーシャ用の球を購入しておく方が無難です。
パージボウルは重要だった!(まとめ)
いかがでしたでしょうか?
たかが小さい球、されど小さい球です。
シーシャを楽しむ上で不可欠なパージボウルの役割を理解して頂けたでしょうか。
ちなみにCLOUD SHOPでも交換用のパージボウルを販売しております!
ぜひこの機会にストックしてみてはいかがでしょうか〜!