シーシャ(水タバコ)の仕組み・構造

シーシャ(水タバコ)から煙が出る仕組み・原理を詳しく解説

  • 6月 11, 2021
  • 10月 12, 2024
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この記事では、シーシャの煙を吸い込んで吐き出すことで大量の煙(水蒸気)が出る仕組みについて説明します。

仕組みを理解することで、うまく吸うこと、お家シーシャを始める際、自分でシーシャを作るときに参考になると思います。

なおこの記事では、シーシャとは何かという情報に関しては、簡単にしか説明しません。気になる方はぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

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シーシャの仕組みは?

こちらがシーシャの基本的な構造になっています。

  • ボウル:シーシャのフレーバーを詰める(※図では火皿と書かれています。が、一般的にはトップ、ヘッド、ボウル、ハガルなどと呼ばれます。)
  • ステム/ボディ:ボウルで熱した煙を水でフィルターするための管のような役割
  • ホース:シーシャの煙を吸引する
  • ボトル:フィルター用の水(水以外の飲料を使用するケースもあり)を入れる

これらで基本的にはシーシャは構成されています。

シーシャの構造

煙の流れは?

それでは、シーシャの煙を吸う流れを説明しています。

まずトップ(図では火皿)にフレーバーを詰めます。シーシャ屋などでは一般的に10g~15gほど詰めます。

その上に、フレーバーを熱するため炭を配置します。

この時には、直接炭を置く(直置き)と、火力調整をしやすくするためのヒートマネジメントシステムを使用することもあります。

ヒートマネジメントについての記事はこちらがおすすめです。

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次に、10~15分ほどフレーバーを蒸らします。フレーバーに熱が伝わると煙が出てくるようになります。

ホースから大きく吸い込むことで、フレーバーから蒸発した水分がトップからステム(図ではボディ)を通って、さらに、水の中を通って、ボトル(壺)の丈夫の空間に煙が溜まります。さらに吸い込むことで、ホースを通って、シーシャの煙を吸い込むことができます。

まとめると、

  1. フレーバーをトップで熱する
  2. 煙がステム(ボディ)を通って、水でフィルターされた煙がボトルの上部にたまる
  3. さらに吸い込むことで、ホースから煙が吸える。

シーシャは以上のような流れで吸えます。

少し複雑ですが、シーシャのルーツも”インドの皇帝が、専属の医者にタバコが体に悪いので、水を通して吸ったらどうかとアドバイスされた”とも言われているように、たばこ由来のフレーバーを水をフィルターにして吸っている部分が肝です。

シーシャの吸い方がわかるとシーシャを作る際、片付ける際に参考になると思います。

次回からは、是非このシーシャの構造、仕組みを意識してシーシャを楽しんでみてください。

シーシャについてのJTのウェブサイト

JTウェブサイト

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