シーシャ(水タバコ)の仕組み・構造とそれぞれのパーツの役割

シーシャから煙が出る仕組みとそれぞれのパーツの役割

  • 6月 12, 2021
  • 6月 2, 2022
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シーシャみたことあるけど、構造複雑で、どこが何かわからない。上のお皿みたいなものはどう使うの?下のボトルの中の水がなくなったらシーシャは終わり?

今回は、そのようなシーシャの構成部品についての質問に回答するべく、シーシャの部分部分を分解してそれぞれ説明していこうと思います。

ヘッド(トップ・ボウル・ハガル)

トップ

まずは、シーシャを見た時の一番上のトップです、トップはヘッドやボウル、ハガルと呼ばれることもあります。陶磁器でできたものや、シリコンでできたもの、ガラスでできたものなどがあります。

この部分がシーシャのフレーバーを詰める部分になります。

フレーバーを詰め、炭を直で乗せて熱する場合は、上部をアルミホイルで包んで、炭を乗せます。ヒートマネジメントを使用する場合は、アルミホイルを使わないケースもあります。

上部から熱を加え、その熱がトップ全体に伝導することで、全体でフレーバーを蒸し、蒸気(煙)が発生します。この蒸気(煙)がシーシャの煙です。

アッシュトレイ(チャコールトレイ、トレイ)

アッシュトレイ

続いては、アッシュトレイです。こちらは、シーシャのトップのすぐ下に位置しています。次に説明するステムの上部に位置しているとも言えます。

このトレイ(プレート)には、トップに乗せていた炭から出る灰が下に落ちないようにするものです。または、熱が上がり過ぎてしまったために、一旦おろした炭、熱が下がった時に追加で乗せる炭を待機させる場所でもあります。

このトレイがないシーシャの台もあります。

ステム(シャフト)

ステム

続いては、ステムです。ボディと呼ばれることもあります。

このステムが、シーシャのトップ、ホース、トレイ、ボトル全てをつなげています。

ステムは、上部(トップ)で発生した煙をホースに届ける役割を主にはたしています。ホースに届ける前には、ステムの下部(ボトルの水に浸かっている部分)を通って、煙を濾過します。

このステムの長さ(大きさ)によって、煙のまろやかさや、温度が変わったりします。基本的にはステムが長いと、その間に煙が冷やされて、煙がまろやかになります。

ステム2

こちらの写真はボトルのすぐ上部にあたる、ステムの部分になります。

左に見える部分がホースとステムを繋げる部分です。こちらの部分はホースアダプターと呼ばれることがありますが、ホースをねじ込む型のものと、ホースを上から被せるような形で接続する種類があります。

右側の部分がバルブです。バルブはあまり知られていないのですが、シーシャにはなくてはならないもので非常に重要な役割をはたしています。

バルブの中には小さな球が入っており、その球が”シーシャを吸い込む時”には、外から空気が入らないようにバルブを塞ぎ、”ボトル内の煙を排出する時”には、球が浮き上がり、外に煙が排出される出口を作ります。いわゆる、弁の役割をはたしています。

シーシャの吸い心地に違和感を感じる際には、ホースがきちんと接続されているのか、バルブの蓋がきちんと閉まっているのか、球がなくなっていないか、確認してみてください。

ホース

ホース

ホースは、シーシャを吸うときに直接持ち、煙を吸い込む部分になります。

ホース自体は、非常にさまざまなタイプのものがあります。使い捨てのものもありますし、写真のようなオーソドックスのようなものがあります。

ボトル

ボトル

ボトルは、フィルターとなる液体を貯める部分になります。基本的には水を入れますが、水以外にもアルコールや、ジュース、水とフルーツを入れるような場合があります。ボトルに氷と入れることで冷たい煙を吸うこともできます。ボトルは、ガラス製、陶器製、アクリル製のものなどがあります。

中東のブランドは、装飾が施されたものがあり、シーシャの見た目の楽しみの一つになります。

いかがだったでしょうか?今回は、シーシャそれぞれの部品にフォーカスしてみていきましたが、全体としてどのような仕組みになっているのかを知るにはこちらの記事がお勧めです!

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