シーシャを楽しむ上で欠かせないのがこのヒートマネジメントシステム。
この器具は、その名の通り熱を管理するための器具であり、これを使うだけで簡単に安定した煙を実現することができます。ヒートマネジメントにはいくつか種類がありますが、今回はロータスを紹介していきます。
シーシャのヒートマネジメントには多く種類があります。
アマボースト、ターキッシュリッド、などなど。
ただその中でも最も使われている、かつ最も使いやすいヒートマネジメントの一つが「ロータス」というタイプのヒートマネジメントになります。
シンプルでスタイリッシュな形をしていてとてもクールな印象。とてもベーシックなHMS。
今回は、その”ロータス”タイプのシーシャヒートマネジメントについて詳しくご説明してみます
主要なヒートマネジメントシステムについて紹介した記事もあるので、「ヒートマネジメントシステムって何?」という方は先にこちらをご覧ください。
ロータスヒートマネジメントとは
ロータスヒートマネジメントは、シーシャの火力調整を、炭の直置きに比べて圧倒的に楽にするアイテムです。
シーシャの炭をロータスヒートマネジメントに詰めて、蓋の開け閉めで火力調整することが可能です。
ちなみに今回ご紹介するロータスタイプのヒートマネジメントは、Kaloudというブランドが出したヒートマネジメントの形です。
現在は、そのKaloudのヒートマネジメントから派生したヒートマネジメントの形が多く出回っています。
こちらの写真のように、上部の蓋を開け閉めすることで温度調整することが可能です。
基本スペック
サイズ感としてはこのような感じです!
高さ | 約4.5cm |
最大部直径(下部) | 約7.4cm |
重量 | 約112g |
最大部直径は、併用するボウルのものと合わせるようにしましょう。
側面にある細い隙間には、空気を取り込む効果があります。こまたの隙間にトングなどを差し込むと簡単に持ち上げたり設置したりすることができます。使いやすさも考えられていますね。
それでは、具体的にロータスヒートマネジメントの特徴を見ていきましょう。
スチール製で耐久性がある(錆びない)
写真からわかるように、こちらのヒートマネジメントはスチールでできています。
そのため水洗いも可能で、水洗いしても錆びたりしにくくなっています。
また、かなり頑丈にできていますので耐久性も高いです。このヒートマネジメントであれば、落としてしまっても全く問題なく使用することができます。
店舗で使用していても3ヶ月ほどは全く問題なく使用することができますので、家シーシャ・自宅シーシャであれば全く問題なく1年以上耐久するのでは無いでしょうか。
ただ、持ち手の部分がラバーでできているため、熱を加え続ける(ヒーターの上に置き続ける)などすると、溶けてしまって劣化してしまう点には注意が必要です。
とはいいつつも、ヒーターの上に放置するなどしなければ問題なく取っ手を使うことはできます。
②上部の蓋の開け閉めで細かい温度調整が可能
こちらのロータスタイプのヒートマネジメントは温度調整が非常に容易になるという良いポイントがあります。
例えば炭を直置きする場合、ボウル内のシーシャフレーバーとの距離が近く、温度管理が難しくなり、フレーバーが焦げてしまうことが多々あります。
一方ロータスを使用すれば、炭とフレーバーの間に一定の距離を作ることができるため、温度調整がしやすくなります。
またロータスタイプのヒートマネジメントの写真からもわかるように、ヒートマネジメント上部の取手を左右させることで蓋を開けることができるのも特徴。
取っ手を動かして蓋を開閉することで、熱のこもり方を調整することができます。
基本的には、上部の蓋を開けると熱がヒートマネジメント外に逃げていくため、温度が下がります。さらに蓋を完全に外してしまえば、熱がそのまま逃げていくのでこの場合も温度が下がります。
また逆に、上部の蓋を閉めると熱がこもるため温度が上がります。
このように、シンプルな操作感で温度管理を行うことができるのです。
③比較的安価で手に入る
最も良いポイントと言えるのは、値段が比較的安いことです。
CLOUDが運営するシーシャ通販サイト、”CLOUD SHOP”では、ロータス型のヒートマネジメントシステムを1,980円で販売中です。
気になった方はこの機会に是非ご購入を検討してみてくださいね!
④多くのボウルと合わせられる
最後に、こちらのロータスヒートマネジメントは多くのシーシャのボウルにフィットするサイズであるということです。
シーシャのボウルと接するヒートマネジメントの下部の部分の直径が約7.4cmですので、具体的なところで言えばシリコンファンネルボウルや、エジプシャンボウルなどともピッタリとフィットします。
非常に汎用性が高いヒートマネジメントですので、初めに購入するヒートマネジメントとしてはピッタリでおすすめできます。
全体評価
メリット
- 耐久性が高い
- サイズがぴったり合うボウルが多く存在するため、ボウルとロータスの間に隙間ができにくく、質の高い煙を実現しやすい
- 蓋の開閉で簡単に火力の調節ができる
- 比較的安価に購入できる比較的安価に購入できる
デメリット
- 底の金属部分が厚いので、立ち上げに時間がかかる
- ロータスと使用できるボウルが一部限定される
- 取っ手が溶けないように、注意する必要がある
使い方
まずはボウルにフレーバーを詰めます。
このときフレーバーを高く盛りすぎると、ロータスの底がフレーバーに当たり、フレーバーが焦げる恐れがあるので気をつけましょう。
次は、着火した炭をロータスに乗せて、それをボウルに設置します。
炭はフラットタイプであれば2〜3個がベスト。
炭設置が完了したら、蓋を閉めて数分放置します。
何度か吸って十分に煙が出たら完成です!思う存分シーシャを吸いましょう。
なお、吸っている最中の注意点として、フレーバーの扱いにも触れておきます。
具体的には、炭の交換と一緒にロータスを外して、ボウル内のフレーバーをひっくり返す必要があります。
これを行うことで、フレーバーからの風味を偏りなく引き出すことが可能になるのです。
他のタイプのヒートマネジメント
最後に、ロータスタイプのヒートマネジメントだけでなく、他にもベーシックな使いやすいヒートマネジメントをいくつかご紹介します。
アマボースト(プロボースト)タイプ
まず紹介するのは、アマボーストタイプのヒートマネジメント。
こちらのヒートマネジメントは、底の厚さが非常に薄くなっているため温度を上げやすくシーシャをスピーディーに作りやすくなっています。
今回ご紹介したロータスタイプとは真逆の性質ですね。
なお、底が薄いことで加熱速度は上がりますが、その分焦げやすくもなります。
温度調節のさらなる繊細さが要求されるので、どちらかといば上級者向けといえるかもしれません。
サイズ的には、ほとんどのボウルで使用できるものになっているので、使い勝手良くなっています。
アマボーストについては「アマボーストの特徴・使い方・評価のレビュー」にて改めて書いております。
近年シーシャ屋さんなどでもよく見かけるようになった、アマボースト。 使ってみたいけど、どうやって使うのかわからない、、、という方のために、アマボーストの使い方を解説していきます。 主要なヒートマネジメントシステムについ[…]
ターキッシュリッド
続いてご紹介するのは、ターキッシュリッドタイプのヒートマネジメントです。
こちらの商品も詳しく使用法などについて記事を書いていきますが、フラットタイプの炭を2~3個ほどでシーシャを作ることができます。
火力も非常に安定するため、初心者の方でも温度調整がしやすくなっています。
こちらのターキッシュリッドには、直径が約7cmのものと、直径が約8cmのものがありますが、それぞれCLOUD SHOPで¥2,680円ほどでご購入いただけます。
こちらのターキッシュリッドについては、シーシャの”ターキッシュリッド(ヒートマネジメント)”の特徴,使い方という記事で詳細に紹介しています。ぜひご覧ください!
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こちらの海外記事でアマボースト含め様々なヒートマネジメントの紹介がされているので是非みてみてください。