実は知らない方も多いのですが、シーシャの煙の質であったり、美味しさの大きな違いを産むのは、熱する際の熱量であったり、ボウルの種類であったり、シーシャの台だけではなく、”フレーバーの詰め方”が重要になってくるのです。
フレーバーをどのように詰めるのかは、非常に重要になってきますので、この記事で4ステップを説明します。参考にしていただけますと幸いです。
美味しいシーシャを作るのに必要なもの
・美味しいシーシャのフレーバー
・まな板になるようなもの
・キッチンナイフ,またはハサミ
・クッキングペーパー(ティッシュ)
・シーシャボウル
・フレーバーをつまめるわりばし
ステップ1:シーシャのフレーバーを均一なサイズに切る
シーシャのフレーバーはたばこの葉から製造されているだけあって、フレーバーの一欠片一欠片が均一なサイズになっていません。時には大きな葉が入っていたり、たばこのはの茎が入っていたりします。
安定した煙を実現するには、フレーバーの大きさができるだけ一定になっている必要があります。
つまり、ボウルに詰める前に、フレーバーをできるだけ一定の大きさにしておくことで、安定した美味しいシーシャに近づくということです。
まず、まな板の上に1回分のシーシャのフレーバー(8~12g)を広げます。
鋭利な包丁を使用して、葉を約1〜2 cmの細片に切り、細片の長さができるだけ均一になるようにします。 カットを細かくすると、熱に晒されるフレーバーの表面積が大きくなり、シーシャフレーバーをボウルに入れるときに管理しやすくなります。
この場合には、はさみやコーヒーグラインダーを使うこともできますが、この方法だとフレーバーが究極、一貫の大きさにならないのと、フレーバーが細かくなりすぎることがありますので、一番いいのはナイフを使うことです。
ステップ2:多すぎるフレーバーのシロップを拭き取る
十分にシーシャのフレーバーをカットすることができれば、次には、シーシャのフレーバーを吸収性ペーパータオル(クッキングペーパー)の半分に置き、残りの半分を上に折り、数回軽く押し下げて、葉から余分なシロップとグリセリンを吸収します 。
これは、熱をすばやくフレーバーに伝わりやすくします。 ただし、フレーバーを乾かしすぎないように注意してください。シロップが少なすぎると、熱が上がりやすく、焦げやすくなってしまいます。
ステップ3:フレーバーの葉を一枚一枚離す
フォークか割り箸を使って、まな板の上にシーシャのフレーバーを広げて、かなり平らになるようにします。
大きな塊がくっつかないように、葉を分離し、フォークでミックスを広げていきます。
まな板上で余計なシロップとグリセリンを拭き取り、フレーバーとフレーバーがきちんと剥がれるようにします。一枚一枚のフレーバーが離れたところでフレーバーをボウルに詰め流準備は完了です。
ステップ4:フレーバーをボウルに詰める
離して余計な水分を拭くとったフレーバーをできるだけふわふわになるように、そして、ボウルの端にできるだけ当たらないように詰めてください。また、ボウルの高さにも注意して、フレーバーが炭で直接やけてしまわない高さにもっていく必要があります。
シーシャの加熱を開始して、シーシャから煙がうまく出ないこと、フレーバーが焦げてしまっていて、美味しい味が出ないことはよくあることです。このステップではそうならないためにどうフレーバーを詰めるのがいいのかをご説明します。
適切な空気循環と均一な燃焼を実現するには、フレーバーをボウルにきつく詰めすぎないようにする必要があります。簡単な表現をするとふわふわに盛る必要があります。
指またはフォーク、わりばしを使用して、フレーバーをボウルの上のラインまで慎重に詰めていきます。
次に、シーシャフレーバーをもう少し上に振りかけるようなイメージで上に詰めていきます
基本的に気をつけるべきことは、
①フレーバーをきつく盛らない、ふわふわに盛る、
②炭を設置した際に直接炭で焦がさない高さに注意する
③ボウルの外側の端は急激に温度が上がるため、焦げを防ぐためにも触れないようにする。というところです。
以上になります。フレーバーの盛り方についてはこちらの記事も参考にしてみてください!