シーシャフレーバーにかかる3つの税金/タバコ税・関税・消費税

高すぎる?シーシャフレーバーにかかる3つの税金

なんだろう、フレーバーって高いですよね。誰もがこのフレーバーの何割が税金なのか?と気になったことがあると思います。

ということで今回は、シーシャフレーバーに課税される3つの税金と、その仕組みについて説明します。

シーシャにかかる税金

関税

関税とは、外国から輸入する貨物に対して国家が課する税であり、税関で徴収されるものです。つまり、フレーバーを輸入する際に必ずかかる税金になります。

また関税には「1万円以下の商品に対する関税の免除」というルールがあります。このルールによって、1万円以下の商品に対しての関税と消費税が免除されます。この際の1万円というのは、実際の購入価格に0.6を掛けた課税価格を見ることになります。

しかし今回は一般的に流通しているフレーバー(通販サイト等で流通しているもの)に焦点を当てるため、後の計算では無視します。このルールが適用されるのはその特性から基本的に個人輸入の場合になります。

シーシャはパイプタバコに分類され、その関税は29.8%です。

タバコ税

たばこには、食料品などのような生活必需品とは異なる特殊な嗜好品としての性格に着目して、国及び地方においてたばこ税等が課されています。

パイプタバコに課税されるタバコ税は、1kg(1000g)あたり14,244円です。

消費税

消費税は、皆さんもご存知の通り、商品の販売やサービスの提供などの取引に対して課税される税です。

消費税及び地方消費税は10%です。

計算方法

・商品代金(購入価格)を1kgあたり20,000円とする

関税→20,000*0.6(課税価格算出)*29.8%(関税)=3,576 よって3,500円

タバコ税→14,244*1kg=14,244 よって14,200円

消費税→37,700(上記合計)*10%(消費税)=3,700円

したがって、支払わなければならない税金は21,400円となります。

購入代金・関税・タバコ税・消費税の割合を円グラフで表すと次のようになります。

シーシャフレーバーにかかる3つの税金の割合

参照

税関:国際郵便を利用した「たばこ」の個人輸入について

税関:税額の計算方法

シーシャはタバコなので法律などには充分注意する必要があります。シーシャに関連する法律や制度などを説明した記事は下にあるので興味があれば見てみてください。

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