インド・イラン・エチオピアのシーシャ(水タバコ)の歴史

インド、イラン、エチオピアでのシーシャ(水タバコ)の起源と歴史

  • 6月 12, 2021
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一部の人々にとって、シーシャはタバコを吸うための一つの方法でしかありませんが、実は、シーシャは文化的な側面が大きな嗜好品です。

現在、シーシャを楽しむ人は、身分など全く関係ありませんが、もともとは帝国、王室、貴族の階級に限定されていました。

シーシャを吸うことは、ステータスシンボルであることに加えて、シーシャを共有するということは信頼の証でもありました。

シーシャの歴史を説明した記事もありますが、今回は、インド、イラン、エチオピアでのシーシャの起源を掘り下げます。シーシャ全体の歴史観を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。

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シーシャの歴史前編
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シーシャの歴史後編

インドでのシーシャの歩み

シーシャのそもそもの起源は、16世紀のインドだと広く信じられています。

この頃、ポルトガルの商船が、他の貿易可能な商品とともに、ブラジル産のタバコの葉の貨物をアジア大陸の交易路を通じて定期的に運んでいました。そして、タバコはインドの港で取引され、その後、砂漠などをラクダで横断する商人隊によって内陸の主要都市に輸送されました。

そういった流れの中で、インドのムガル帝国のアクバル皇帝は大使のアサド・ベグからタバコの葉が贈られました。アクバル帝はタバコを好み、嗜好品として楽しんでいました。

しかし、ろ過されていないパイプを通してタバコを吸うことの健康への影響を懸念して、アクバルの主任医師であるアブル・ファト・ギラーニというペルシャ人は、タバコの煙を吸入する前に水に通すことを提案しました。成形ガラスの花瓶を調達し、最初のシーシャの形を発明しました。

つまり、健康への影響を低減するするためのたばこの吸引方法として、初めにシーシャが考案されたということになります

イランでのシーシャの歩み

Iran

続いて、イランでのシーシャの歩みです。

また、16世紀には、ポルトガル人がイランのペルシャ人にたばこを紹介しました。

イランのシャー、アッバース大王はタバコを違法にしましたが、それでもペルシャの貴族の間で大量に取引され、喫煙されていました。タバコを吸うために、ḡalyān(またはqalyān)として知られている装置が使用されました。ḡalyān(またはqalyān)は簡単にいうと「泡立つ」と「パイプの貯水池」を意味しています。

初期のインドのシーシャとは異なり、ペルシャのḡalyānsと呼ばれるシーシャは、金属または木でできており、芸術的な彫刻や碑文で飾られているものでした。

インドで水ギセルを考案したのはペルシャの医師であったことを考えると、水ギセルが最初にインドで生まれたのか、このイベントの前にイランにすでに存在していたのかは正確にわかっていません。

まだまだ、期限に関しても、考案者に関しても謎の残るのがシーシャという文化です。

エチオピアでのシーシャの歩み

Ethiopia

続いて、エチオピアでの議論です。

実は、シーシャは12世紀までに、エチオピアで始まったと主張する人もいます。

ココナッツの殻、動物の角、陶器で作られたシーシャの器具のようなものの残骸は、西暦1100年から1400年までさかのぼるエチオピアの洞窟で発見されたことがあるそうです。

これがシーシャの原型と呼べるのかもしれません。

nargileh(ナギル)という名前は、実際にはサンスクリット語でココナッツを意味する言葉に由来しています。これは、シーシャが最初にココナッツの殻から作られたという理論を補助するような事実として捉える事もできます。

※シーシャは、水ギセルやナギルと呼ばれることがあります。

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